教育福島0186号(1995年(H07)04月)-007page

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の幅を拡大し個性の伸長を図るため、その改革の一層の推進が望まれています。

 

極的に進めることなど、生徒の選択の幅を拡大し個性の伸長を図るため、その改革の一層の推進が望まれています。

また、学校、家庭及び地域社会が一体となってそれぞれの教育機能を発揮し、子どもの望ましい人間形成を図ることを目指す学校週五日制は、本年四月から月二回実施することになり、その目標に向けて関係者の一層の理解と協力をお願いすることとなりました。

「教育は人なり」とはしばしば耳にするところでありますが、これら諸課題の実現のためには、教育委員会をはじめとして、学校及び関係者のご努力はもとより、未来を託す子どもたちの教育に携わる諸先生方のご尽力に負うところ大であります。

成人を迎えた「教育福島」が、手に取られる先生方にとって魅力あるものとして、さらに成長され、今後とも教育行政の推進役となられることを願って止みません。

今年は、くしくも第五十回「ふくしま国体」の年です。私も文部省体育局長として、国体の幕開けであるスケート・アイスホッケー競技会の開会式に出席しました。「友よ ほんとうの空に とベ!」のスローガンを基調とした子どもたちの躍動感あふれる集団演技や和太鼓の勇壮な演奏に感銘を覚えました。また、特大の民芸品に、郷土色豊かなアイデアが生かされており心温まる思いがいたしました。これから夏、そして、秋の大会を控えての準備もお忙しいものと思いますが、「ふくしま国体」の成功と、そして、「心のふるさと」である福島県のこれからの益々のご発展をお祈りいたします。

 

【著者紹介】

小林敬治・こばやしけいじ

〔略歴〕

群馬県生・東京大学法学部卒

四十一年 文部省入省

四十九年

〜 福島県教育委員会総務課長

五十二年 学術国際局研究助成課長

六十一年 高等教育局技術教育課長

六十三年 同医学教育課長

平成二年 教育助成局財務課長

三年 大臣官房人事課長

四年 大臣官房審議官(助成局担当)

六年 体育局長

 

 

 


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