教育福島0189号(1995年(H07)09月)-010page
![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() |
の推進
1)地域の医療・社会福祉施設等における奉仕活動
2)地域の公共施設での環境美化のための奉仕活動
3)地域で働いている社会人の講話及び懇談会
4)地域や学校の諸行事での交流
(2) 学級活動を中核とした生き方の指導の推進
1)学級活動の年間計画の整備
2)卒業生や保護者の教育力を取り入れた学級活動
(3) 関係諸団体との相互連携協力のもと、実体験を通した進路学習
1)地域の企業などにおける職場見学や職業体験
2)近隣の高等学校の訪問見学及び体験入学
(4) 自己診断ができるための進路情報の提供と進路相談の推進
1)自己分析、自己理解のための資料の収集と提供
2)進路選択のためのデータの蓄積と提供
3)累積されたデータに基づいた進路相談の実施
3 研究の組織
地域指定ということで推進地域には、中学校進路指導総合改善事業推進会議が設置され、事業を統括している。
実施校である本校では、現職教育部と進路指導部を統合して研究推進委員会を組織している。また、前述の研究内容を受けて、推進の基盤として四つの研究部会を位置付けた。学校教育全体を通した進路指導を推進するための「全校活動部」、学級活動を中核とした生き方の指導を推進するための「学級活動部」、体験的な進路学習を推進する「体験学習部」、校内実力テスト等の進路情報の提示や進路相談を推進する「進路相談部」である。(資料3)
4 研究の計画
(1) 三年間の年次計画
第一年次は、研究準備としてとらえ、中学校進路指導総合改善事業の趣旨の理解、研究組織、研究体制、研究実施計画の整備等を進めた。その中で、地域の教育力を取り入れた計画については、一部だけ、実施可能なものについて実践を試みた。また、先進校の視察や資料の収集等も行い、今後の研究に備えた。
第二年次は、第一年次に作成した研究計画をもとに実践し、課題を明らかにし、修正・検討を進める。
第三年次は、それまでの研究をまとめ、また、中学校の進路指導における地域の教育力の活用について、今後も継続可能なものとそうでないものについて明らかにする。
(2) 平成七年度計画
1)各研究部の研究計画(資料2)を実践し、主題とどのように関わっているかという視点から進める。
2)地域の教育力を活用する実践内容について、関係機関との連携、協力のもと、進路学習への活用の仕方という点から重点的に実践する。
3)保護者の協力のもとでの実践、特に、学級活動における保護者参加の進路学習を工夫する。
4)「進路の記録」を活用しながら、生徒の進路に対する考え方や職業観の変容をとらえる。
5)データの保存・修正・検討・活用という点から、同一コンピュータソフトによるデータ保存を進める。
資料2 平成7年度各研究部年間計画
![]()
5 研究の方法
1)今までの進路指導計画の見直しを行い、体験的な活動を通して生き方を考えさせるという観点から、修正・検討を行い、進路指導全体計画を作成した。(資料3)
2)各研究部ごとの実践内容に基づき、全体的な実施計画を作成し、さらに、実施学年η細案を検討して実践する。
3)地域の教育力に関わる実践については、どんな教育力を、どの活動場面で、どのように活用していけばよいかについて、究明する。
4)実践後は、各研究部ごとに実践計
![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() |