教育福島0189号(1995年(H07)09月)-011page
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画の点検・評価を行い、改善しながら次年度に生かす。
資料3 進路指導全体計画
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四 研究の実際
1 全校活動部
教育活動全体を通した進路指導
(1) 計画立案に当たっての基本的な考え方
学校教育活動全体ということは全てを含むが、本校では地域の教育力の活用という観点から、ボランティア活動、環境美化の奉仕活動、社会人による講話といった行事的な内容での実践を重点的に取り入れた。学校行事等での啓発的な経験は、個性を生かした進路指導に直接結びつき、一人一人の考え方をもたせる上でも重要である。また、地域のどんな教育力を取り入れていくかについても、それまでの本校の教育活動を基本に検討し、実施計画を作成した。
(2) 研究計画と実践
1)地域の医療・社会福祉施設等における奉仕活動
医療法人白寿会「エルダーランド」におけるボランティア活動
市内の老人保健施設「エルダーランド」で、ボランティア活動を計画し実践している。これは、本校のボランティア部が数年前から活動していたものであり、その活動を拡大して全校生対象とした。中学校三年間の中で一人一回は体験させ、お年寄りとの交流を通して自分を見つめ、生き方について考えさせたい。
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老人保健施設におけるボランティア活動
〇第二学年で実施する。
〇休業土曜日を活用する。
〇五月から一月まで毎月一クラスずつ訪問し、継続して活動する。
〇学級の計画に応じた訪問形態、活動内容とする。
2)地域の公共施設での環境美化のための奉仕活動
環境美化クリーン運動
従来は、環境美化の活動として、中体連や新人戦の時に校舎内外の清掃活動を行っていた。それらの活動範囲を広げて、学区内の公共施設での美化活動として計画し、実践することにした。勤労奉仕の体験を通して、地域に生きる一員としての意識を育てていきたい。
〇中体連や新人戦開催時の時間を活用する。
〇校舎内、校舎周辺、公園、公共施設(児童センター、支所等)を学年ごとに分担して活動する。
3)地域で働いている社会人の講話
社会人に聞く会
自己の在り方・生き方、職業に対する考え方を育てるためには、体験とともに、職業をもつ様々な人から話を聞くことも大切である。本校では、PTA主催で保護者を対象に教育講演会を実施していた。それに加えて、生徒も一緒になって生き方や職業、進路に関わる講話を聞き、共に考える場として計画、実践することにした。
〇保護者と生徒が一緒に参加する。
〇地域で働いている職業人を講師としてお願いする。
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