教育福島0189号(1995年(H07)09月)-050page

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ふくしま施設の散歩道

會津風雅堂

会津若松市城東町一二−一

〇二四二(二七)〇九〇〇

当館は名城「鶴ヶ城」の東隣に位置し、平成六年六月二七日に古い市民会館に替わる文化ホールとして誕生しました。景観に意を注ぎその外観は、白亜の天守閣を思わせる造りとなっています。

運営管理は、財団が市から委託されているという形をとっていますが、その他自主事業の企画・実施、文化振興基金の受付け・審査・交付の事務、まちづくり事業委員会の運営、舞台技術者養成事業等が主な仕事です。

昨年の開館以来、一八名の体制で(館長・臨時含む)取り組んできましたが、当面の課題は、サービス業としての顔と、公的文化施設としての顔を両立させながら、地域文化振興という錦の御旗をどう掲げていくのかという点にあります。その中で、できるだけ制約のないホールづくりを目指してスタッフは悪戦苦闘していますが、日々新しいソフトの開発という難題に対応した柔軟な姿勢を求める声はますます高まりそうです。

ホールは固定席、一、七五二人収容の大ホールがひとつで、喫茶コーナー・談話室・託児室・リハーサル室を備え、楽屋も、個室・小・中・大がそれぞれ洋室、和室計八室に分かれています。

開館してようやく丸一年目の今年、会館を訪れた人は一五万人を数えました。あらゆる年代の皆さんが集えるよう、多彩な事業の展開は、今年から来年にかけての会館の、まさに正念場です。

郡山市青少年会館 郡山市青少年会館

郡山市青少年会館

郡山市大槻町字漆捧八二番地

〇二四九(六一)八二八二

郡山市青少年会館は、ふくしま国体秋季大会でサッカー競技会場となる市西部サッカー場 ・西部体育館・大槻スポーツ広場及び大槻公園などに隣接する恵まれた環境にあります。

当該施設は集団宿泊研修及び団体活動を通して、心身ともに健全な青少年の育成を図るための宿泊施設として平成七年四月一日オープンしました。県内市町村事業として初の青少年会館、タイル張の外壁に屋根瓦を採用、内部は木材をふんだんに使用し、コンクリートとの調和を図りました。周辺の緑にも融和し、青少年を育むのにふさわしいハイグレードな施設です。

建物は、鉄筋コンクリート造三階建、一階はオリエンテーションルーム・会議室・音楽室・事務室・浴室・食堂・ホール・ロピー・プレーボール(二九四・五平方米)屋外活動スペース・二階は宿泊室(洋室八・リーダー室・和室二)研修室四・三階宿泊室は二階に同じ、各階障害者トイレ、一〇〇人収容の宿泊施設があります。

利用できる方は、小・中・高校生・青少年団体及び、その指導者・学校・社会教育関係者・一般市民(サークル・企業研修等)の方々です。


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