教育福島0194号(1996年(H08)04月)-030page
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教育事務所発
〈わたしの学校・ぼくらの活動〉
県南教育事務所
〒961 白河市字昭和町269
TEL(0248)23-1667
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パソコンによるグループ学習(白河市立白河第四小学校)
管内の各教育委員会、各学校では、心豊かでたくましい児童生徒の育成をめざし、様々な取り組みをしています。
それらの中で、特色ある活動について紹介します。
「ほほえみ・親切・実行」を目指して
東村教育委員会
東村は平成七年度・八年度と文部省より道徳教育推進事業の指定を受け、学校・家庭・地域社会が連携を図りながら村総ぐるみで道徳教育の普及充実を目指しています。
具体的には、道徳教育推進会議を設け、会議の内容を受け、次の三つの専門部会を中心に活動しています。
一 学校部会
児童生徒、保護者を対象に道徳性に関する調査を行い、その結果を保護者や地域住民に知らせたり、道徳の授業を地域住民に公開したりして、道徳教育への理解を深めています。また、小・中学校で道徳の授業研究会を公開し合い、小・中連携による道徳教育のあり方について研究を深めています。
二 地域部会
公共施設を中心に、キャッチフレーズの立看板を設置すると共に、地域の方々に重点協力事業を知らせ、児童生徒と共に活動しています。また村民を対象にアンケート調査を実施し、地域の人々から見た児童生徒の姿や、望むものを把握しました。
三 広報部会
推進事業広報誌や村広報誌、防災無線を通して、道徳教育推進事業について広報活動を行っています。
以上の専門部会を中心に、各種団体の協力を得ながら「ほほえみあふれ、親切な心をもち、進んで実行する」そんな東村を目指して道徳教育を行っています。
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にこにこ にっこり みんなで実行
「心豊かで思いやりのある子供」を求めて
中島村立吉子川小学校
本校は、平成七・八年度の二年間にわたり日本赤十字社福島県支部並びに青少年赤十字福島県指導者協議会より研究推進校として指定を受け研究に取り組んできました。
研究主題を「日常の教育活動の中でJRCの精神を生かす自主活動の工夫」とし、特別活動を中心に「心豊かで思いやりのある子供」を求めて実践活動を進めています。
「さわやかタイム」は、毎週月曜日の始業前に校舎内外の美化に自主的に取り組む奉仕活動の場です。
水道の流しをたわしで磨く子、靴箱の靴をそろえ直す子などの姿が見られます。JRCの歌「空は世界へ」のメロディーの中でさわやかな一週間が始まります。
「アルミ缶・プルタブ集め」は、児童会代表委員会が全校に呼び掛け、村内の福祉センターに車椅子を贈れる日を楽しみに、目標の七〇〇kgに向かって回収活動を続けています。
「あやめノート」は、自分の善い行いを毎日記録するものです。「倒れていた傘を直した」「転んだ一年生を保
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