教育福島0199号(1996年(H08)11月)-008page

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特集1

総合学科で学び始めて

−光南高校スタートして9ヵ月−

高等学校教育課

 

はじめに

 

光南高校は、福島県内初の総合学科高校として、平成八年四月一日に開校しました。現在、一期生三百二十名(男百六名、女二百十四名)が意欲的に充実した学校生活を送っています。

平常は私服登校が認められており、それぞれが好みや季節に合わせ、自由な服装で学校生活を送っています。一年次の選択科目としては、陶芸、ボランティア、スポーツ2)、数学演習、オーラルコミュニケーションAがあり、楽しく学習しています。

光南高校は県南部の人口約二万人の矢吹町にあり、昭和二十四年に、県立白河農業高等学校矢吹分校としてスタートしました。そして、昭和五十二年に県立矢吹高等学校として独立しました。その矢吹高校は総合学科開設のため、平成八年三月に閉校し、新しい校名のもと、福島県立光南高等学校が誕生しました。

国の「高校教育改革推進会議」の第四次報告が総合学科に期待したものは、学歴社会の弊害の除去や過度の受験戦争の緩和でした。それにこたえるべく、光南高校では、いろいろな取り組みを続けています。教育目標、入試、教育課程、これまでの活動状況など、光南高校の概況を紹介します。

 

一 光南高校の教育目標

教育方針として「人間主義の教育」を掲げ、生徒一人ひとりに未来の光をあて、個性を見いだし、その伸長を図る教育の推進、社会に貢献する人材の育成に努めるため、次のようなスクールイメージ、教育目標、重点努力目標を定めています。

 

造」とし、生徒が自覚と誇りを持ち、自律的、創造的な学校生活を送ることを期

 

(1)スクールイメージ(校風)は、「自由」・「責任」・「創造」とし、生徒が自覚と誇りを持ち、自律的、創造的な学校生活を送ることを期

 

 

 


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