教育福島0201号(1997年(H09)02月)-029page

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様な動きをして来ていますが、会津方部に於いては、地域的に離れているためか方部委員会を設け独自の活動が盛んで現在までの動きを紹介致しますと、平成四年九月県芸術祭主催開幕行事「あいづ黎明(れいめい)への出発(たびだち)」を会場喜多方プラザ文化センターにおいて実施しました。また、平成七年に開催された第五十回国民体育大会には、スポーツ芸術として古典芸能「会津の四季」を開催しました。

 

尽力を惜しまず、次回舞踊公演を成功させるべく努力して行きたいと思います。

 

現在の支部長は西川扇豊師ですが、会津在住でもあり会の発展のためには特に力を注いでおります。今後の方針としては、会員一同が一丸となって、益々日本舞踊の発展のために尽力を惜しまず、次回舞踊公演を成功させるべく努力して行きたいと思います。

関係者の皆様方には今後共よろしく御指導頂きたいと思います。

 

福島県高等学校文化連盟

昭和六十二年に本連盟が設立され本年で十年を迎えることになりました。平成五年度には念願の全県立・私立高校、養護教育諸学校高等部一二五校が加盟、年々組織の拡充が図られ、現在八五、○○○名の加入をみています。県事務局を会長校である安積女子高校に置き、組織は十九専門部と五支部から成り、それぞれ活発な活動を展開しています。

本連盟の中心的行事が福島県高等学校総合文化祭であり、全国的行事として全国高等学校総合文化祭があります。

 

、全県高校生一千名の参加のもと相馬市民会館において盛大に開催されました。

 

今年度の第十五回福島県高等学校総合文化祭は十一月十九日、全県高校生一千名の参加のもと相馬市民会館において盛大に開催されました。

第一部では「式典」があり、全国大会で優勝、最優秀賞に輝いた八団体、二人の個人の表彰も行われた。式典後「アトラクション」として相馬農業高校生による郷土芸能「御神楽」の見事な披露がありました。第二部は「発表」で今年度の全専門部の報告と全国大会で優勝、最優秀賞に輝いたトップレベルの発表があり参加者に大きな感動を与えました。また、会場ではポスターや養護教育専門部の作品ならびに写真の展示、ロビーでの野点などの催物も行われました。

この大会を成功裡に導いた大きな原動力として、地元の高校生や教師たちの多くが裏方として受付や接待、美術や照明、アナウンス、記録、会場、救護等の係として大活躍をしていただいたことを特筆しておきたいと思います。まさに高校生の手による手づくりの大会であり、二十一世紀を担う若者たちにふさわしい立派な祭典でありました。

また、本連盟の上部組織の大会である第二十回全国高等学校総合文化祭は八月六日から十日までの五日間、北海道札幌市を中心に小樽、千歳、江別の四市十九会場で開催され全国各地から二、三二七校、一六、四四三名の高校生が北の大地に集まりました。八月六日、午前十一時、全国四十八校のマーチングバンド、バトントワリング部門の生徒たち一、五四三名が札幌中島公園をスタートするパレードによって五日間の祭典の幕を開けました。

総合開会式は真駒内のアイスアリーナで行われ、「星よ、集え輝け、北斗の地に」のスローガンのもと約五、〇〇〇名の参加を得て盛大に開催されました。式典に続いて地元高校生によるアイヌ民族舞踊やインドネシア、カナダ、中国の高校生たちの参加を得ての国際交流まで、さまざまな発表が繰り広げられアリーナのフロア全面を使った広い舞台での展開は、広大な北海道を集約したスケールの大きさをとくに強く印象づけられました。

本県からは合唱、器楽・管弦楽、美術、書道、写真、放送文化、囲碁、将棋の八専門部より一八四名の代表生徒が参加しました。今年は合唱専門部代表として十六年連続金賞を受

 

 

 


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