教育福島0201号(1997年(H09)02月)-031page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

平成9年度「財団法人福島県学術教育振興財団助成金」のお知らせ

 

財団法人福島県学術教育振興財団では、平成九年度助成対象事業の募集をします。

 

一 助成の対象となる事業

福島県内の公立の小・中・高等学校及び盲・聾・養護学校(以下「公立教育機関」という)における教員、研究者、団体等(以下「教員等」という)が行う自主的な調査・研究活動や研修活動及び生涯学習の振興に関する取り組みを助成対象とします。

 

二 一件(事業)当たりの助成額

概ね二十万円〜三十万円を標準とします。

 

三 助成予定件数

概ね八件程度を予定しています。

 

四 申請資格

福島県内の公立教育機関に常勤の教員等として勤務する方(複数の教員等による共同事業でも可能)を対象とします。

 

五 助成審査基準及び助成対象経費

(1)助成審査基準

ア 助成金の交付対象者としての資格を有すること。

イ 調査・研究等の成果を県民に還元できる見込みがあること。

ウ 調査・研究等の方針が適当であること。

エ 調査・研究等を遂行するのに十分な専門的能力を有すること。

オ 調査・研究等に要する経費の見積りが適当であること。

(2)助成対象経費

ア 設備備品費

イ 消耗品費

ウ 旅賢

エ 謝金

オ その他財団の理事長が特に必要と認めた経費

 

六 助成対象期間

原則として、平成九年四月一日以降に開始され、平成十年三月三十一日までの間に終了する事業を対象とします。

 

七 申請の方法

助成金の交付を希望する場合には、「募集要項」に定めてある様式により「事業計画書」を作成し、県の各校長会に提出してください。

 

八 問い合わせ先

福島県教育庁総務課企画班

(〒9601‐70 福島市杉妻町二番十六号 TEL 〇二四五‐二一‐七七五九)

 

平成8年度助成対象事業実績

校種 事業実施主体 事業名

小学校 郡山市立三和小学校 道徳教育推進に関する研究(自己を見つめ、高まりを求めてい切る子供を育てる道徳教育)

中学校 葛尾村立葛尾中学校 葛尾情報教育研究会 代表 西槙泰昌 インターネットの活用を通した情報教育のあり方の研究

いわき市立四倉中学校 理科部会 代表 松本久方 仁井田川の水生生物と地域の環境に関する調査・研究

高等学校 小林昭二 (県立若松女子高等学校) 東日本産の海牛化石の研究

県立塙工業高等学校 「交通安全」実施委員会 代表郡司正孝 交通安全に関する指導案等の作成と指導実践

盲聾養護学校 県立聾学校養護・訓練研究グループ 代表 山内潤子 周波数圧縮変換型補聴器(トランソニック)装用による最重度聴覚障害児の音像の形成について

ハイパーカード研究会 代表 水井裕行 パソコンソフトハイパーカードの授業への活用と指導実践

運動と発達研究会 代表 岡部澄夫 重度精神発達遅滞児の発達を促す指導内容に関する研究

 

 

 


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は情報提供者及び福島県教育委員会に帰属します。