教育福島0203号(1997年(H09)06月)-040page

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教育事務所発

 

<わたしの学校・ぼくらの活動>

いわき教育事務所

〒970 いわき市平字梅本15

TEL(0246)24-6214(代)

FAX(0246)24-6165

 

は心豊かでたくましい児童生徒の育成をめざし、様々な取り組みをしています。

 

いわき市教育委員会管内の各学校では心豊かでたくましい児童生徒の育成をめざし、様々な取り組みをしています。

それらの中で、特色ある活動について紹介します。

 

ようこそ分校へ

いわき市立田人第一小学校

荷路夫分校

 

田人第一小学校荷路夫分校は、いわき市の南西部に位置し、標高約五百メートルの山あいにある小さな学校です。全校生は八名しかいませんが、田植えや稲刈り、収穫祭や地域のクリーン作戦など様々な活動に取り組んでいます。とりわけ、荷路夫に住んでいるお年寄りの方々を学校に招待して実施している「ようこそ分校へ」の学習をしたり、田人に昔から伝わっている「じゃんがら念仏踊り」を練習し、三世代交流事業で老人ホームを訪れた時に発表したり、近くの神社の「お籠もり」の時に発表したりしたことなど、地域に密着した活動を展開しています。

平成七・八年度は、いわき市の小学校教育研究会より生活科の研究指定を受け、「自らを見つめ自分の生活を豊かにしようとする子どもの育成をめざして」という研究主題のもと、研究を続けてきました。荷路夫分校でも、小規模校の特色を生かし、生活科の趣旨を他の教科や三年生以降の学年にも継続・発展させながら研究を進めてきました。

特に、異学年間の交流や、自然や社会・地域との触れ合いなど具体的な体験活動を通して、自主的・実践的な態度が育ってきています。

今後は、特別活動に研究の窓口をしぼり、八名の子供たちが自分のよさを十分に発揮しながら学習に取り組むことができるように努力していきたいと思います。

 

ALTとのティーム・ティーチングの効果的な指導の在り方を求めて

 

ALTとのティーム・ティーチングの効果的な指導の在り方を求めて

いわき市立四倉中学校

 

国際化が進む社会の変化への対応をめざし、本校では、指導法の改善・工夫に取り組み、コミュニケーション活動を重視した授業の展開を心がけてきました。

平成八年度から二年間、文部省よりティーム・ティーチングの研究指定を受け、これまでの実践の成果と反省をもとに、「基礎・基本の定着を図り、コミュニケーション能力を高めるティーム・ティーチングの指導の在り方」という研究主題のもとに、ねらいを明確にして研究を進めています。

ALTとJTLが一体となってT・Tについて協議し、アイディアを出し合い、より良い実践ができるよう取り組んでいます。ALTの積極的な取り組みにも助けられ、良いチームワークのもとに研究実践を進めています。その結果、生徒が次第に主体的に英語の授業に参加するようになり、積極的に英語でコミュニケーションしようとする姿勢が育ってきました。

 

 

 


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