教育福島0206号(1997年(H09)10月)-036page

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教育センターから

基本研修

算数・数学講座紹介

学習指導部

 

一 はじめに

 

一 はじめに

 

当センターにおける算数・数学の講座は、小学校、中学校、高等学校それぞれの初任者研修、経験者研修1)(教職五年経験者)、経験者研修2)(教職十年経験者)の各講座の中で実施している。

初任者研修では「教科指導の本質を追究し、基礎的な指導方法と技術を学ぶこと」、経験者研修1)では「教科指導の本質を追究しへ指導方法と技術の改善を図ること」、経験者研修2)では「教科指導の課題を自らとらえ、解決するための指導方法と技術を工夫すること」をそれぞれの主な課題として講座を運営している。

 

二 講座内容

 

講座においては、研修者の活動を多く取り入れた参加型の研修形態にして、演習や協議を中心に構成している。そして、普段の実践の交流、算数・数学に関する話し合い、意見交換などを通して、算数・数学の学習指導の改善、充実について考えることを主眼としている。

平成九年度の講座内容は、次のようになっている。

 

小学校初任者研修

講義 「問題解決的な授業」

講義 「教材の関連分析」

演習 「学習指導案の作成」

演習 「模擬授業」

小学校経験者研修1)

講義 「個に応じた算数科学習指導」

演習 「比較検討構想図の作成」

外部講師による講義・実践発表

(白河第一小学校教諭 渡邊郁夫)

(福島大学教育学部附属小学校 文部教官教諭 水野達雄)

協議 「算数指導上の問題点」

小学校経験者研修2)

講義 「主体的に学ぶ力を育てる算数科授業」

演習 「教材開発の実際」

外部講師による講義 

「数学的な考えを育てる算数科授業」

(前文教大学教授 片桐重男)

「関心・意欲を育てる算数の授業」

(福島大学教授 柴昌明)

協議 「これからの算数教育」

 

 

 


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