教育福島0209号(1998年(H10)02月)-034page

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研究実践

 

【研究主題】

互いに励まし合いながら、主体的に取り組む部活動の在り方

一人一人の満足感を求める活動をとおして

 

原町市立原町第二中学校

 

一 研究主題設定の理由

本校では、「自己を見つめ、自己を高める生徒」を教育目標の基盤に掲げ、「心豊かで心身ともにたくましい生徒の育成」に努めている。

教育目標の具現化を図るための部活動のねらいは、「生徒が自ら進んで運動や文化活動に親しむ能力と態度を身につけ、心身を鍛え、生涯にわたって健康で楽しく明るい人生を営むための基礎を作るものである」ととらえ、これを達成するために本研究主題を設定した。

二 研究仮説

一人一人の生徒を大切にし、満足感が得られるような活動をとおして次の三項目から関連的に追究していけば、生徒は主体的に部活動に取り組むであろう。

・具体仮説一:個人ごとの目標と共通の目標を明確にし、主体的に活動できるような部活動運営の工夫をする。

・具体仮説二:部の実態や生徒の実態を把握し、生徒の特性をさらに伸ばすような指導法と練習計画の工夫をする。

・具体仮説三:生徒の活動への意欲を高めるような、地域や保護者との連携の在り方を工夫する。

三 研究内容

1 主体的な活動を促す部活動運営の在り方

2 生徒の特性を伸ばす指導法と練習計画の在り方

3 活動への意欲を高める地域や保護者との連携の在り方

 

主体性を促す部活動の構想図

 

主体性を促す部活動の構想図

 

四 研究組織

 

五 研究の実践

 

五 研究の実践

1 調査研究部

(1) 内容

1) 部活動についての意識調査

2) 各種調査の統計分析

3) 部活動状況の記録と整理(写真、ビデオ等)

4) 大会等の記録と整理(写真等)

(2) 成果と課題

生徒と保護者の関心や期待等の内容を分析し、意識の変容をとらえることができた。さらに今後は、部ごとに集計するなど集計方法の工夫が必要である。

2 運営研究部

(1) 内容

1) 部活動部長会の開催

2) 校内部活動参観

3) 部活動日誌記入の検討

4) 部活動個人記録表の活用

5) 部活動掲示板・連絡板の活用

6) 部活動だよりの発行

7) 部活動保護者会の開催

 

 

 


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