教育福島0209号(1998年(H10)02月)-048page

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日本育英会奨学生募集

 

▼高等学校奨学生(在学採用)

一 募集人員 四〇〇人程度

二 出願資格

・高等学校在学者(全学年生)

三 貸与月額(予定)

国公立 自宅 一六、〇〇〇円

自宅外 二一、〇〇〇円

私立 自宅 二八、〇〇〇円

自宅外 三三、〇〇〇円

四 貸与始期 平成十年四月

五 出願期間及び申込み先

・四月一五日から五月二十二日

・申込みは在学する高校へ

▼大学奨学生候補者(予約採用)

一 募集人員 四二〇人程度

二 出願資格

・平成十一年四月に大学へ進学を希望する高校最高学年在学者及び平成十年三月高校卒業者

三 貸与月額(予定)

・大学

国公立 自宅 四〇、〇〇〇円

自宅外 四六、〇〇〇円

私立 自宅 四九、〇〇〇円

自宅外 五九、〇〇〇円

・短大

国公立 自宅 四〇、〇〇〇円

自宅外 四六、〇〇〇円

私立 自宅 四八、〇〇〇円

自宅外 五五、〇〇〇円

四 貸与始期 平成十一年四月

五 出願期間及び申込み先

・五月一日から五月二十二日

・申込みは在学する高校へ(卒業者にあっては出身高校)

▼高校・高専奨学生候補者(予約採用)

一 募集人員 四〇〇人程度

二 出願資格

・平成十一年四月高等学校又は高等専門学校へ進学を希望する中学三年生

三 貸与月額(予定)

・高等学校進学者

国公立 一六、〇〇〇円

私立 二八、〇〇〇円

・高等専門学校進学者

国公立 一九、〇〇〇円

私立 三〇、〇〇〇円

四 貸与始期 平成十一年四月

五 出願期間及び申込み先

・六月一日から六月十九日

・申込みは在学する中学校へ

※ なお、詳細については日本育英会福島県支部(TEL〇二四・五二一・〇七五五)へおたずねください。

 

平成九年度学校防災ポスターコンクール

 

児童生徒に、学校における防災の重要性を理解させるとともに、防災意識の高揚を図る目的で行われました。

本年度は、小学校百九十九点、中学校四十七点、養護学校等三点の計二百四十九点の応募がありました。

入賞者については次のとおりです。

 

◇最優秀賞

鈴木智志(会津若松・鶴城小)

◇特選

【小学校の部】

小暮美帆(郡山・行健小)

紺野翔志(保原・保原小)

村岡智亜希(相馬・中村二小)

猪狩由希(保原・保原小)

真柄翔一(会津若松・鶴城小)

山田賢(いわき・高野小)

村井将彦(会津若松・一箕小)

【中学校の部】

菅野恵美(東和・東和中)

鈴木由花(福島・福島四中)

鈴木香代子(猪苗代・猪苗代中)

◇入選

○小学校の部 三十八点

○中学校の部 十五点

○盲・聾・養護学校の部 一点

 

チャイム

 

夜空の星を見ながら考える事

倉永弘一郎

 

豊かな果樹園に実る葡萄の粒のようで手を伸ばせば届きそうに思われてしまう。

 

空気が冷たく澄んで星の美しい季節になった。この季節が私は大好きだ。夜中にコンビニに寄った帰り道夜空を見上げる。冬の夜空の星は、豊かな果樹園に実る葡萄の粒のようで手を伸ばせば届きそうに思われてしまう。

空を見上げている時、私たちが見ているのは「空いっぱいの悠久の過去」である。そこに今見ているのは、宇宙の門闢以来の過去を同時に、空いっぱいの光として見ているのだ。

ところでこうして夜空の星を眺めていると私は奇妙なことに考えついてしまった。

例えば、アンドロメダ星雲を見る。それは厳密に言えば、今から二百万年前の姿。私たちは夜空に過去の光を見ているわけである。するともっと厳密に言えば、私たちが見ているものは森羅万象何ひとつとして「現在」のものはない。私たちが見ているのは、これすべて過去なのだ。たとえ私の目の前のテーブルに恋人同士が笑いながら話していたとしても、それは「無限分の一秒」過去の笑顔なのである。人の実相は刻々と変わっていく、無限分の一秒前よりも無限分の一秒後は無限分の一だけ愛情が冷めているかもしれない。だから肝心なのは、想う相手をいつでも腕の中に抱きしめていることだ。二本の腕はそのためにあるのであって決して遠くからサヨナラの手を振るためにあるのではない。

夜空の星を見ながら、口には半分冷めた肉まんをほおばりながら、他人の事ばかりを考える今日この頃である。

(ふくしまFM放送部アナウンサー)

 


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