教育福島0211号(1998年(H10)06月)-028page

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かみ、やる気にさせることだと私は思う。その一助としての日記指導をこれからも続けていきたい。

(会津若松市立東山小学校教諭)

 

週報「まえやま」

佐藤和信

 

。その前山を本校の象徴ととらえ週報のタイトルを「まえやま」に決めました。

 

学校の職員室から見える前山は春の雪解けとともにマンサク・山桜・フキノトウ・カタクリ・タンポポの花が咲き、夏から秋にかけては紫陽花や山ツツジの花やドングリ・栗の実まで豊富にあります。また、冬になるとスキー場に早変わりし四季折々にその姿を変えながら私たちの教育活動を見守ってくれています。その前山を本校の象徴ととらえ週報のタイトルを「まえやま」に決めました。

週予定だけの単調になりがちな週報をなんとか魅力あるものにできないものかと三年前から取り組んできました。この「まえやま」をとおして、先生方にお願いしたい事、知らせたい事、何気なく思った事、耳にした事、新聞や雑誌等で目にした事を書き綴り先生方へ情報を提供しています。

週報「まえやま」の今年度の第一号は次のような内容で先生方にお知らせしました。

最近教育改革の波が押し寄せてきていますが、すべてが思い切りよく変えることばかりではないように思います。むしろ先人が大切にしてきた人間としての基本的なあり方、特に思いやりの心などはおろそかになっているようです。

また、最近よく目にする言葉に「不易」と「流行」があります。昔からの「不易」な部分を見極めて、しっかりと子供に教える事が大切なことは言うまでもありません。(中略)

また、授業の展開についても「流行」にあたるかつての教師主導型から児童主体へと転換を図り、基本的な能力をしっかりと身につけなければなりません。各学年において「不易」と「流行」を見極めた指導もよろしくお願いします。

週報「まえやま」は週末には全職員に配布するように努めていますが題材探しを早めに始めないと間に合わなくなり重荷になるときもあります。しかし、発行回数を重ねるうちに、次第に「まえやま」での情報が職員間の話題になり先生方との意志疎通も以前よりよくなってきたように思います。

「『まえやま』はまだですか」と声がかかるようにこれからも先生方に新鮮な情報を提供できるように努力していきたいと思います。

(下郷町立◆原小学校教頭)

 

薫風によせて

原田賢司

 

、部活動等を通じて多くの先生からの指導を頂き成長させたいと思うからです。

 

新年度が始まり、運動部の新入部員がグランドで汗を流す姿に活気が感じられます。私たちの学年は部活動で活躍させたいと考えています。学校生活では学年担当の先生だけではなく、部活動等を通じて多くの先生からの指導を頂き成長させたいと思うからです。

現在、私は女子ソフトテニス部の顧問をしています。

ここ数年部活離れ(運動部)がささやかれています。年度始めの顧問会でも、「今年は何人入りましたか」と会話が交わされること自

 

 

 


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