教育福島0211号(1998年(H10)06月)-037page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

留学生となごやかに話し合う研修者

 

留学生となごやかに話し合う研修者

 

第一部 「国際理解教育における参加型手法と経験学習」

(1) 国際理解教育で伝えたいこと

(2) 「参加」とは何か

(3) 国際理解教育における経験学習とコンセプト

第二部 「私から始まる国際理解」

(1) 対立から学ぼうのカリキュラム

(2) 対立の場面についてのセルフ・カウンセリング

(3) アクティブ・リスニング

(4) 私たちにできること

三日目

協議・演習 「国際理解教育の進め方(2)」

国際理解教育のプランニング(校種別に授業案作り及び発表)

三 研修者の感想より

○ 初めて小学校の取り組みを知りました。小さいときの印象、あるいは経験は、その後の人生に大きな影響を及ぼすと思います。そういう意味で汐見が丘小学校の取り組みは意義深いものと感じました。

○ 四人の留学生との交流は大変有意義でした。各自の日本観・日本人観のスピーチも素晴らしく、改めて自分たちの国について考えさせられた面がありました。私は中国の方のグループに入りました。中国は高学年の社会科で多く取り上げられており、これからの授業に生かしたいと思いました。

○ ERICの角田先生の講義・演習は興味深く、そして発見の多い時間でした。この演習をとおして、国際理解教育とは自国理解から、さらには、自分の回りの人々の理解からスタートするのだろうと思いました。

○ 参加型、経験型の手法を実際に体験できたことは、非常に有意義だった。この体験を国際理解教育に留まらず普段の教育活動にも生かしたい。

○ 校種の違う先生方との研修ということで研修中に色々な意見交換ができ、大変刺激にもなり、視野も広がりました。

○ 研修をとおして「国際理解教育」の姿が見えてきました。ここで得た様々なことを学校に持ち帰り、学校内での共通理解を図ることで、自校での国際理解教育の一歩が踏み出せればと思いました。一教師としても、人間としても、視野を広げることができた研修でした。

四 おわりに

国際理解教育講座では、今後とも国際理解教育の進展のため、参加される先生方のニーズに応えられるよう、講座運営に工夫改善を加えていきたいと考えています。

 

名刺を使った自己紹介の方法を体験している研修者の様子

 

名刺を使った自己紹介の方法を体験している研修者の様子

 

 

 


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は情報提供者及び福島県教育委員会に帰属します。