教育福島0212号(1998年(H10)07月)-050page
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美術館だより
ボナノッテとデ・ミトリオニ人展
7月25日(土)〜8月30日(日)
古代ギリシャ、ローマ以来の芸術的伝統をほこるイタリアは、彫刻からジュエリーにいたる独自の造形文化を育んできました。本展では、ルネサンス以来のヒューマニズム精神を現代に受け継いだチェッコ・ボナノッテ(1942〜)のブロンズ彫刻、レリーフ等約50点と、夫人のマリア・アントニエッタ・デ・ミトリオ(1943〜)の繊細で華麗な宝飾彫刻約80点により、伝統に育まれたイタリア造形の豊かな世界を紹介します。
「対照」1993年
●講演会
7月25日(土)14:00〜 美術館講堂にて聴講無料
講師/チェッコ・ボナノッテ氏(通訳付き)
演題:自作を語る
●ギャラリートーク
8月7日(金) 14:00〜・8月22日(土) 11:00〜
観覧料:一般・大学生=840円(680円)
高 校 生=630円(470円)
小・中学生=420円(310円)
ベン・シャーンのグラフィックワーク
〜Rhythm and Poetry〜
9月5日(土)〜9月20日(日)
ベン・シャーン(1898〜1969)は、アメリカを代表する画家の1人です。彼は免罪事件や原水爆実験など社会問題への関心を強く持ち、人間への深い
愛情に裏付けられた、観る者に語りかけてくる作品を多く残しました。しかし、メッセージだけが一人歩きすることはなく、彼独自の造形感覚とうまくバランスがとれているところに作品の魅力があります。本展では生誕100年を記念し、当館収蔵品を中心に版画やポスターなどのグラフィックワークによってシャーンの造形的感性を探ります。
「われわれは平和を望んでいる」
1946年
「リルケ『マルチの手記』より;1行の詩のためには…」から<小さな草花のたたずまい>1968年
●ギャラリートーク
9月11日(金) 14:00〜・9月19日(土) 11:00〜
※展覧会は常設展の観覧料でご覧いただけます。
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