教育福島0214号(1998年(H10)07月)-038page

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教育センター情報『窓』

 

一 はじめに

 

一 はじめに

 

環境教育は、文部省環境教育指導資料(平成七年度版)によると『環境や環境問題に関心・知識をもち、人間活動と環境とのかかわりについての総合的な理解と認識の上にたって、環境の保全に配慮した望ましい働き掛けのできる技能や思考力、判断力を身に付け、より良い環境の創造活動に主体的に参加し環境への責任ある行動がとれる態度を育成する』ことが目的であるとされています。

「環境教育講座」は、これらの目的を具現するため、平成五年度から、教育センターの専門研修講座の一つとして、東北六県のトップを切って開設されているものです。

研修者は公立小・中学校・県立学校の先生方で、希望された方の中から受講者を決定しています。

 

二 講座内容

 

「環境教育講座にはセンター所員十三名で担当しており、環境教育の在り方や進め方などについて、野外での観察・調査、室内での実験・実習・演習を中心とした研修を展開していますが、特に体験を重視した研修となるようにしています。

 

平成十年度の講座内容は次のようになっています。

 

一日目

 

○講義「環境教育の在り方」

[講師]福島大学名誉教授

樫村利道 先生

○野外研修1)

「自然に親しむ−里山の自然に触れる」

[場所]福島市小鳥の森(バス移動)

[内容]里山の自然に接して自然に親しみ、樹木の姿や感触及び野鳥や昆虫などの動物の生活を観察し、生物と環境とのかかわりあいを研修します。

 

 

 

 

 


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