教育福島0214号(1998年(H10)07月)-048page

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「美術館への年賀状展」作品募集

 

県立美術館では、県内の小・中学生から版画や貼り絵、イラストなど、手作りの年賀状を募集します。

個人で送る場合は、通常の年賀状を出す要領と同じです。学校でまとめて美術館あてに直接送っても結構です。

送っていただいた作品は、「美術館への年賀状展」としてエントランスホールに展示します。子供たちの豊かな発想と多彩な表現をお楽しみ頂きたいと思います。

 

主催=福島県立美術館

 

主催=福島県立美術館

展示期間=平成十一年一月十日(金)〜一月三十一日(日)

観覧料無料

作品内容=県内の小・中学生がハガキを利用して、年賀状のために本人が制作したもの一点。テーマ及び表現方法は自由。

送り方=ハガキの差出人の所に住所、氏名、学校名、学年を明記すること。

受付締切=平成十一年一月五日(火)まで。なお、賞の授与等の顕彰は行いません。

送り先=〒九六〇-八〇〇三

福島市森合字西養山一

福島県立美術館年賀状展係

 

チャイム

 

感動の裏に

熊谷敏

 

書きのないドラマ」で日本全国がわいた。全国高校野球選手権記念大会である。

 

今年の夏も「筋書きのないドラマ」で日本全国がわいた。全国高校野球選手権記念大会である。

数々のファインプレーやチームプレーなど、プロ顔負けの妙技を披露し、今年もまた多くの感動を与えてくれた。現代は物資が豊富で、欲しいものは何でも手に入り、自己本位で生きている人が多いなか、チーム全体の目標の前に利己心を抑え、持てる力を余すことなく発揮している彼らのプレーには、将来どのような難関にも耐え抜き、他人の立場を思い、自らの人生を切り開いていけるような逞しさを感じた。毎日の練習の積み重ねで技を研き、自分に厳しく強靭な精神力を養いながら、ルールの中で正々堂々と自己の最善を尽くし、力を合わせてチームの可能性に挑戦するという「筋書きのないドラマとは、錬磨と努力・忍耐のたまものなのだろう。

仕事上報告を受ける、列車内での乗車マナーの問題や不正乗車などは、減少するどころかむしろ増加の傾向にある。「筋書きのないドラマ」から何か学べるものがないかと、とてつもない社会問題解決策を模索してみたい、のだが……。

(JR東日本福島運輸区長)

 

生涯学習ボランティアセミナー

 

県教育委員会では、生涯学習ボランティアの啓発と、ボランティアの活動の場の開発を図るため、「“うつくしま、ふくしま。”ふれあいボランティア推進事業」を実施しています。

生涯学習ボランティアセミナーは、このボランティア推進事業の参加者や関係者、さらにボランティア活動に関心を持つ県民が集い、ボランティアについてのパネルディスカッションや実践活動の成果発表を聴いたりして、生涯学習ボランティアへの理解を深め、ボランティアの輪を広げることを目的として開催します。

本年度の予定は次のとおりです。

〇期日:十二月十二日(土)十時半〜

〇場所:会津坂下町中央公民館

〇内容

・パネルディスカッション

十時四十分〜十二時

・実践発表

十二時五十分〜十五時二十分

福島市磐青の会、平田村、表郷村、下郷町、浪江町、ザ・ピープル

なお、詳しくは県教育庁生涯学習課(電話〇二四-五二一-七七八四)までお問い合わせください。

 

 

 


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