教育福島0217号(1999年(H11)02月)-041page

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どういう点に置いているかをとらえ、授業実践上の参考とした。また、同じ内容で二回調査し、意識の変容をとらえることにした。

 

【二回実施後の考察】

・「教材研究」と「評価」の点で全体的な意識の高まりがみられた。二人の教師がそれぞれの教材研究をもとに授業の進め方を打ち合わせることにより、教材研究の深まりを実感できた結果と言える。また、教材研究から単位時間ごとに評価すべき内容も明確になり、評価の充実に結びついてきたものと考えられる。

・個への支援や個の考えを生かした学習のまとめについては、意識の面で一回目(七月)同様高いと言える。しかし、多様な手立てを試みながら充実を図ろうと試行錯誤しているのが現状である。

・児童の実態把握については、実態をとらえるための事前テストができなかったので十分とは言えないという理由から、一回目の実施時より厳しく評価している。

 

資料1

 

30行 ※原稿用紙には、すべてのページに題及び執筆者名等を記入して下さい。

 

20字×30行 ※原稿用紙には、すべてのページに題及び執筆者名等を記入して下さい。

 

【自己課題とする項目の変容からの考察】

・自己の課題に対する評価が高まったという結果を示しているのは「教材研究」と「評価」の項目である。時間を確保し、意識して取り組んだ結果に手ごたえを感じ、自己評価が高くなったものと考えられる。

・「支援の在り方」や「学習のまとめ」では意識して取り組むうちに指導上の新たな問題点が現れるため、自己の課題としての評価は厳しいようである。

・「実態把握」の項目は、自己の課題とする者がいなかったためか、全体の評価の結果に意欲の現れが感じられないが、必要性を感じつつある様子が伺え、T・T担当者としての協力体制が必要な点と考える。

 

『体験や操作活動により理解を図る授業』

(2) 授業実践と反省記録の累積

1) 授業実践反省記録

・自己課題をもとに重点単元を決め、授業実践を進めてきた。反省記録は、単元指導計画を活用して行ってきた。

 

【実践例1・2についての考察】

・ 授業の反省記録を二人の話し合いをもとにT・T担当教員が行ってきたため、自己課題について

 

資料2

 

※「・」印の移動は、自己の課題ととらえている項目での変容を示す。

 

※「・」印の移動は、自己の課題ととらえている項目での変容を示す。

 

 

 


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