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考えを深めることができるよう、道徳の授業並びに全教育活動を通した道徳教育の推進に努める。
5 体育に関する指導の充実に努める。
学校の教育活動全体を通して、生涯体育・生涯スポーツの基盤を作るとともに、スポーツに親しむ能力や態度の育成に努める。また、保健・安全についての理解を通して、事故の未然防止に努める。
6 国際化・情報化対応教育、環境教育・人権教育等の充実を図る。
国際化、情報化、科学技術の進展、環境や人権の問題などの社会の変化に主体的に対応できる資質や能力の基礎を、児童生徒の発達段階に応じて育成することが重要である。そして、これらの視点から自校の教育活動を見なおし、必要に応じて内容を精選し、教育活動に生かすことが大切である。
一 特色ある教育課程の編成と実施
1 特色ある教育課程
教育課程編成の「主体」は、「各学校」であり、それぞれの学校では、創意工夫を加え、学校として特色を生かした適切な教育課程を編成する必要がある。
従って、各学校の教育課程は、その学校の児童生徒のために、その学校ならではの教育力が発揮できるよう編成されるものであり、その中に池の学校にはない特色が
現れることになる。
そこで、次の点に特に留意し、教育課程を編成したい。
(1) 新しい学力観に立つ教育を実現するものにする。
(2) 児童生徒の実態等を適切にとらえ自校の課題を明確にする。
(3) 全職員の共通理解のもとに、教育課程の編成計画の中に具体的に役割を位置付ける。
2 特色ある教育課程の編成
(1) 法令及び学習指導要領の遵守
各学校において、特色ある教育課程を編成するには、学習指導要領に示されている、自己教育力の育成並びに基礎・基本の重視と個性を生かす教育の考え方を基本にするとともに、県教育委員会や市町村教育委員会の重点施策を十分に踏まえて編成することが必要である。
また、中央教育審議会や教育課程審議会の答申等は、今後の教育の動向を見定めた教育課程を編成していく上でも重要である。
(2) 出校の教育課題の明確化
学習指導要領等を踏まえ、地域社会、学校、児童生徒の実態や地域住民及び保護者の願い等を的確に把握、分析して学校の課題を明確にする。
(3) 教育目標と教育課題
学校の教育目標は、人間として調和のとれた児童生徒の育成を目指し、学校教育についての今日的課題を踏まえ、学校や地域の実態、保護者の願い、児童生徒の発達や特性などを十分に考慮し、それぞれの学校の教育課題を的確にとらえ、それに応じた具体的な強調点や留意点を明らかにして設定されるものである。
また、教育目標は、各学校の教育課程編成のよりどころであると
ともに、学校の教育活動全体を通じて達成すべき実践的なねらいでもある。
したがって、各学校の教育課程は、それぞれの学校の教育目標の達成を目指して編成されるものであることから、その編成に当たっては、自校の教育課題を十分におさえ、教育目標の内容を確認したり、見直したりする。
(4) 教育目標の具現化
1) 重点目標〔努力目標)の設定
重点目標(努力目標)は、各学校の教育目標を具現化するための中核的聾内容である。設定に当たっては、次の点に配慮する。
ア 具体的、実践的かつ単年度で到達可能な目標とし、評価の基準となるものとする。
イ 児童生徒にとっても、親しみやすい表現にする。
ウ 前年度の反省を十分に生かす。
2) 学年・学級目標の設定
学年・学級目標は、重点目標(努力目標)をさらに具体化した指標であり、設定には、次の点に留意する。
ア 教育目標や重点目標の内容を分析し、児童生徒の発達段階や実態に卸して具体化を図る。
イ 学期や月ごとに重点的な実践事項を明らかにする。
ウ 学期ごと及び月ごとに評価、改善を行えるようにする。
工 児童生徒と十分話し合い、子供たちの考えを積極的に取り入れる。
3) 各教科、道徳、特別活動の目標の設定
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