教育福島0218号(1999年(H11)4・5月号)-038/52page

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教育事務所発

<わたしの学校・ぼくらの活動〉

いわき教育事務所
〒970-8026 いわき市平字梅本15
TEL (0246)24-6214(代)
FAX (0246)24-6165

教育事務所発

いわき市教育委員会管内の各学校では心豊かでたくましい児童生徒の育成をめざし、様々な取り組みをしています。

それらの中で、特色ある活動について紹介します。



国際交流体験

いわき市立藤間中学校

本校は、平成十・十一年度の二年間、いわき市教育委員会より「国際理解推進協力校」として、指定を受けております。

昨年度、市教育委員会から「中国・湖北省生徒代表団」来校の連絡があり、同時に事前に中国生徒書画作品が届きました。どの作品も生き生きとした個性が感じられるすばらしいものであり、生徒たちには、代表団の来校を心待ちにする雰囲気が高まりました。

九月に来校する代表団を迎えるにあたっては、生徒会が中心となって諸準備が進められました。全校集会形式での交流会を中心とし、日本の伝統文化の披露、お互いの質問コーナーの設定、本校生徒の毛筆や絵画作品のプレゼントなどが提案・決定されました。

待ちに待った来校日、全校生がアーチをつくり日本と中国両国の国旗を振って歓迎しました。

交流会では「剣道の形」「箏の演奏」などを披露し、質問コーナーでは、湖北省の大水害の様子や、部活動の種類、そして、流行している遊びなど、多方面からの質問が続き、終始和やかなうちに進められ、有意義な手作りの会となりました。

生徒にとって中国への理解を深めるきっかけになるとともに、広い視野から国際性を身につけることの大切さを教えられた湖北省生徒代表団との交流会となりました。

国際交流体験



生きる力を育む「わんぱく森の探険隊」

いわき市教育委員会生涯学習課

「わんぱく森の探険隊」は、いわきの大自然の中で長期の自給自足的な体験を通して、子供たちの自主性や創造性、そして忍耐力、思いやる心などを育むことを目的としています。参加者は、市内の小学校五年生から中学校二年生までの五十八名で小・中学校の先生をはじめ、ボーイスカウトやガールスカウト、子供会・育成会などの協力により、平成十年七月二十二日から三十日の九日間実施しました。

内容は、山中でのキャンプ生活を中心にナイトハイク、登山、農業体験、渓谷縦走など、日常生活では体験することのできない自然体験活動を行いました。

今回は、連日雨に見舞われ、足を取られながらの水汲みや濡れた薪での火起こし、炊飯、じめじめとした悪条件の中でのテント生活となりましたが、一人一人が工夫し協力し合って無事最後までやりとげることができました。そして、なににもかえられない充実感とともに、


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