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普段の家庭での生活のありがたさ、そして自然の尊さなどについて学ぶことができたことと思います。
今後も、「わんぱく森の探険隊」は、異年齢の交流や自然とのふれあいなどの機会を提供し、二十一世紀へ向けて、子供たちのたくましく心豊かな成長を願い、積極的に取り組んでまいります。
三世代交流を通して得るもの
いわき市立石小学校
本校は、いわき市の南西部に位置し、周囲を山々に囲まれ、山肌が季節ごとに美しい変化を見せるという自然に恵まれた環境の中にあります。家庭も三世代同居が多く、なかには四世代同居もあり、多くの児童たちは、普段からお年寄りに対して、自然な態度で接しています。
このような地域の中で、本校では毎年夏休みに高学年児童が特別養護老人ホームヘの慰問を行っています。保護者も参加するため、通称「三世代交流」といって夏休み恒例の行事となっています。
活動内容は、合唱や合奏などの発表、お年寄りとの会話、さらには食事の介護、施設内外の清掃などですが、子供たちの活動に対して涙を流しながら喜んでくださるお年寄りもいて三世代交流の果たす役割の大きさを感じています。
また、所員の方々の話を聞くことは、児童たちが自分の家庭を改めて振り返るよい機会ともなり、地域のこと、さらには社会全体のことなどへの視野を広げる貴重な体験になっています。
お年寄りたちばかりでなく子供たちも、心のふれあいができ、思いやりの心、奉仕の心を育む場として大切にし、毎年この行事を楽しみにしています。
今後も、子供たちの心をより一層豊かに育んでいきたいと思います。
『いじめのない・子どもが輝くまちづくり』を目指して
いわき市教育委員会学校教育課
いわき市では、学校教育上の重要課題である「いじめ問題」に市民総ぐるみで取り組んでいます。
まず、平成九年度には、いじめ根絶にむけて、家庭・学校・地域社会・関係機関および行政が一体となって取り組む「いじめのない・子どもが輝くまちづくり推進本部」を発足させました。主な行事としては、「いじめのない・子どもが輝くまちづくり推進市民大会」を開催し、大会アピール採択、啓発ポスターの配布、そして、家庭・学校・地域社会での実践の指標となる『いわきっ子かがやきプラン(推進事業計画)』を作成しました。
続いて、平成十年度には、推進市民大会を開催しました。この大会には、市内の全小・中学校の代表が参加し、シンポジウムにおいて、子どもたちの声を反映させることができ、いじめの根絶に向けて市民の意識を高めることに大きな役割を果たしました。さらにいわき駅前での啓発パンフレットの配布事業も実施しました。
今後も、家庭・学校・地域社会の絆を深めて、関係団体・関係機関の支援のもと「いじめは人間として絶対に許されない」ことをさらに徹底するよう実践活動を展開していきたいと思います。
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