教育福島0218号(1999年(H11)4・5月号)-050/52page

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美術館だより
美術館だより

金画展

鈴木治の陶芸展

鈴木治の陶芸展

1999年5月22日出〜6月27日(日)


鈴木治は、1926(大正15)年、京都に生まれました。京都市立第二工業学校窯業科を卒業し、戦後、陶芸家の道を志します。1948(昭和23)年、八木一夫、山田光とともに「走泥社」を結成し、新しい陶芸の創造を推し進め、1955(昭和30)年頃からは、器としての用途を全くもたない、造形的な作品を発表するよう
になります。

作家自身が「泥象」と称するこれらの作品は、陶芸における表現の可能性を広げ、ひいては陶芸観そのものを大きく変革させる重要な役割を果たしてきました。鈴木治の着実で、独創的な作品は世界的にも高く評価されています。

本展では、鈴木治の半世紀におよぶ制作の軌跡をたどり、初期から最新作までの約140点を展示し、その全貌を紹介します。そしてさらに、鈴木治の作品に象徴される戦後の陶芸の歴史を振り返り、21世紀に向けての新しい陶芸のあり方を探ろうとするものです。

お問い合わせ:福島県立美術館024(531)5511

馬
馬 1971年

花の馬
花の馬 1980年

会場:福島県立美術館
開館時間:9:30〜17:00まで
(最終入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜日
観覧料:一般・大学生=840円(680円)
    高校生=630円(470円)
    小・中学生=420円(310円)
※( )内は20名以上の団体料金

講演会:「対談 私のやきもの観」
     鈴木治氏+長谷部満彦(当館館長)
     5月23日(日)14:00〜 美術館講堂(入場無料)
ギャラリートーク:6月4日(金) 14:00〜/6月19日(土)11:00〜
※展覧会チケットをお求めの上、企画展示室入口にお集まり下さい。

朱夏午睡
朱夏午睡 1998年

掌上泥象
掌上泥象 三十八景 1987年


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