教育福島0220号(1999年(H11)7・8月号)-007/52page

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に、そして個性的に育つものである。この感性を育むには、感性豊かな教師との触れ合いが前提である。そして、多くの人々との交流や自然体験、芸術文化に親しむこと、深い愛情や神秘的なもの美しいものに直接触れること、自分自身を深く見つめること、素直な表現力を身につけることな どがあげられよう。これらの実践には、「ゆとり」ある学校生活が必要である。その中で、生徒にとって最もふさわしい教育活動は何かを追求して行きたい。

ところで、本校の吹奏楽部は、十一年度のコンクール出 場ができない。三年連続全国大会出場した学校は、一年休みとの規則が今年度から実施されるためである。 教育的にみておかしなルールである。三年生にとっては目標の変更をせまられたわけです。「招待演奏会で感動的な演奏をする」と、集中力を高めようと頑張っている姿に心を熱くしている。

全日本吹奏楽コンクールにて

【著者紹介】

松本 忠清・まつもと ただきよ

〔略 歴〕

昭和 十五年 双葉郡楢葉町生まれ
三十七年 福島大学学芸学部卒業
三十七年 平市立平第一中学校教諭
四十一年 川内村立川内中学校教諭
四十三年 浪江町立浪江中学校教諭
四十五年 楢葉町立楢葉中学校教諭
四十七年 福島大学教育学部附属中学校教諭
五十年 富岡町立富岡第二中学校教諭
五十四年 福島県立西郷養護学校教頭
五十七年 福島県教育庁義務教育課指導主事
六十年 相馬市立磯部小学校長
六十三年 福島県教育庁相双教育事務所指導主事
平成   元年 福島県教育庁相双教育事務所指導課長
二年 福島県教育庁義務教育課主任指導主事
三年 福島県教育庁義務教育課主幹
四年 福島県教育庁県南教育事務所長
五年七月 福島県教育庁県中教育事務所長
 八年 福島県教育庁義務教育課長
九年 福島県教育庁参事兼義務教育課長
十年 原町市立原町第一中学校長
  (現在に至る)


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