教育福島0222号(1999年(H11)10月号)-022/52page

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特別企画


児童生徒の健康、体力・運動能力の現状


スポーツ健康課


はじめに

社会の大きな変化が予想される二十一世紀を間近に控え、「生きる力」を育むことがこれからの我が国の教育の基本軸になり、たくましく生きるための「健康や体力」がますます重要視されております。

しかしながら、児童生徒の体力・運動能力については、全国的に低下傾向が続いており、本県の児童生徒においても全国同様であり、大変憂慮すべき状況にあります。

そこで、「平成十年度福島県児童生徒の健康、体力・運動能力の現状」をもとに、本県の現状の一部を紹介するとともに体力づくりの進め方について考えてみます。


体格・体力・運動能力の現状 

図1から図4は、全国平均値(平成九年度)を基準に平成十年度本県平均値(小学生八歳・十一歳、中学生十四歳、高校生十七歳)からTスコアを求めて、校種別、男女別に比較したものです。

1 小学校低・中学年(八歳) (図1)

【体格】

男女とも身長・体重は上回っているが、男子で座高がやや下回っている。 

【運動能力】

男女ともボール投げは上回っているが、

三十一ページへ続く

図1 小学校 低・中学年

図1 小学校 低・中学年

図1 小学校 低・中学年


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