教育福島0223号(1999年(H11)11・12月号)-031/48page

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ンピュータを使えばここまでできるのか!」といった感想が多く寄せられました。


◇「プログラミング言語」研修

対象:全校種目数一小・中四日、高校四日

プログラミング言語を使って教材ソフトを作成することを目的とした研修です。 

以前はプログラミングというと内容が難しく、時間がかかることから敬遠されがちでしたが、最近の「VisualBasic」や「C++Builder」を使うことにより、誰もが簡単に、短時間で教材ソフトを作成することができるようになりました。

○研修は、「VisualBasicコース」と「C++Builderコース」の選択制です。どちらのコースも基礎から応用まで楽しく学べるよう計画しています。また、研修後に活用できる参考プログラムや画像・音声の素材をCD-ROMで提供しています。

○本講座を受講した先生方の多くは、すばらしいオリジナル教材を開発し、授業で活用しています。将来的には、これらのすぐれた作品をインターネットを使って各学校に紹介したいと考えています。(作品例三)

作品例3 VisuaIBasic作品「まちがいさがし」
作品例3 VisuaIBasic作品「まちがいさがし」

◇「インターネット技術」研修

対象:全校種目数一小・中三日、高校四日本講座は、各校でのインターネットの活用や管理面で指導的な役割を果たすことのできるリーダー養成を目的とした研修です。

○ネットワークの中心となる「UNIX」の操作方法や、ホームページを公開する場合に発生する各種のトラブルを解決する方法等について研修します。

○サーバー側で動作する「CGI」プログラムにより効果的なネットワーク教材の開発やネットワークを利用した実用的なシステムについて研修を深めます。(作品例四) 

作品例4 CGl作品「アンケート集計システム」
作品例4 CGl作品「アンケート集計システム」

また、各種教育用データベースをネットワーク上で公開する方法についても体験します。

○講師に民間企業のシステムエンジニア(SE)を迎え、ネットワークに関する様々なトラブルの解決方法やインターネット用サーバー「Linux」のセットアップと設定のし方について学びます。

今回の学習指導要領改訂では、小学校では「総合的な学習の時間」で、中学校では技術・家庭科を中心として情報教育を行い、さらに高等学校(普通科)では教科「情報」を必修とするなど、情報教育の体系化が図られました。

教育センターでは、県内の各学校の情報教育に対する取り組みが円滑に進められるよう情報教育に関する専門研修の充実を図ってまいります。


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