教育福島0224号(2000年(H11)1月号)-034/48page
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教育センター情報『窓』
専門研修
小・中特別活動実践講座
一はじめに特別活動は、集団活動としての特質を生かし、個性の伸長と豊かな人間性の育成を図るとともに学校や学級生活の基盤の形成に重要な役割を果たしています。
今、学校では、集団活動をどのように充実させるか、また、自発的、自治的な活動をどのように指導していくかなどが課題になっています。それらの課題解決のため、教育センターでは、特別活動の学習理論及び効果的な指導法についての研修を、小・中学校の先生方を対象に二班(各班小中学校合同二十五名)編成で「小・中特別活動実践講座」を開設しています。
二講座内容「小・中特別活動実践講座」では、「これからの特別活動の指導のあり方」や「学級活動の指導法の改善」等の研修を二泊三日で行います。
特別活動に造詣の深い講師による豊富な実践例をとおした講義は魅力的であり、明日からの実践にすぐに役立ちます。
また、特別活動指導上の悩みや問題点、そして、その解決策についての協議は、お互いの情報交換の場になり、話し合い活動や自発的・自治的な活動の進め方についての指導の工夫に生かすことができます。
平成十一年度の講座内容は次のとおりです。
<一日目>
○研究協議「特別活動指導上の諸問題」●小・中学校合同で五グループ編成、特別活動四領域に関する指導上の問題点とその解決策についての協議
○講義「新学習指導要領について」
●学習指導要領の改訂及び平成十二年度の移行措置についての講義
<二日目>
○講義・演習「学級活動指導計画の作成」●新学習指導要領による学級活動指導計画作成についての講義
●小・中学校それぞれ学年別に分かれての平成十二年度学級活動指導計画作成の演習○講義・演習「学級活動指導法の改善」
●学級活動における話し合い活動の指導の在り方を中心とした講義
●学校生活への適応や円滑な人間関係の育成を図るグループ・エンカウンターの演習○協議「クラブ活動、児童会・生徒会活動指導上の諸問題」
●小・中学校別に分かれ、小学校はクラブ活動、中学校は生徒会活動についての指導上の問題点とその解決策についての協議
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