教育福島0224号(2000年(H11)1月号)-038/48page
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教育事務所発
〈わたしの学校・ぼくらの活動〉
県南教育事務所
〒961−0971 白河市字昭和町269
TEL (0248)23−1667
『ビャッコイ』(表郷村)
氷河時代のなごりを残す日本で唯一の植物
管内の各教育委員会、各学校では、心豊かでたくましい児童生徒の育成をめざし、様々な取り組みをしています。それらの中で、特色ある活動について紹介します。
ボランティアとの触れ合いを通して豊かな感性を 表郷村立表郷幼稚園
「できたヨー!!」親子絵本づくり
文部省の指定を受け平成十年度と十一年度の二年間、幼稚園の在り方に関する実践的調査研究として「ボランティアなど地域の人材を活用した実践について」をテーマに研究を進めてきました。移動文庫つくしの会会員の協力による実践では、会員が所有している絵本の貸し出しを、百六十九名の園児に二年間で八回にわたり、手作り絵本の指導をして頂きました。園児はたくさんの絵本に目を輝かせ「虫の本はない?」などとボランティアとの会話もはずみ、回を重ねるにつれて関わりが深まりました。絵本作りでは、親子で取り組み、世界で一冊しかない絵本を仕上げ、村内の絵本展において村民に見て頂き、とても貴重な体験になりました。
また、昔話をお話おばさんやおじさんから聞いたり、餅つき会でお年寄りや保護者と触れ合うなどの活動を通して、ボランティアの方々がもっている言葉や雰囲気、願いを人とのぬくもりを肌で感じて受けて、園児たちは豊かな感性が育まれてきました。
今後もこれを機会に、さらにボランティアとの関わりを深めて参りたいと思います。
都市部大規模校との交流事業 鮫川村立渡瀬小学校
第1回交流教室・「渡瀬の自然」についての発表
第一回(七月実施)では、本校行事「渡瀬川で遊ぼう」に白河一小の四年生全員を招いて、本校児童が渡瀬川や地域の自然環境につ
本校は今年度、第一勧業銀行を母体とする「はあと記念財団」のへき地学校教育研究助成のもと、白河市立白河第一小学校の協力を得、都市部大規模校との交流事業を進めてきました。
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