教育福島0225号(2000年(H11)2・3月号)-032/52page

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(2) 研究の実際

1) 観点別項目からの授業の設計
児童の実態を観点別に分析することにより、個のとらえ方の視点を明確にして授業を設計することとした。

2) 単元構想の位置付け
主題にせまるための仮説とその対策を明確にし、単元を通してどのような力をつけさせていくのか、指導案の中に単元構想図を位置付けることとした。

観点別授業設計 体育科サークル
資料1 観点別授業設計 体育科サークル


単元構想図 算数科サークル
資料2 単元構想図 算数科サークル

(3) 考察

一人一人がどんな願いをもち、教師は単元を通してどのような手立てを用いて児童の願いを実現させていくのか、どのような力を身につけさせていきたいかという構想がより明確になった。

3 検証方法・授業分析の改善

(1)現状の問題点

検証方法・授業分析については、単元を通して児童の変容を客観的にとらえた具体的な資料によって検証される必要があるが、検証方法も各教科サークルごと様々であり、客観性のない観察法に頼ることが多かった。

(2)研究の実際

児童がどのように変容したかをとらえるために事前・事後テスト、観察法に加え、観点別自己評価を単元を通して実施した。

また、授業分析も観点別に実施した。


観点別授業分析 体育科サークル
資料3 観点別授業分析 体育科サークル


自己評価カード 国語科サークル
資料4 自己評価カード 国語科サークル


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