教育年報1956年(S31)-018/73page
真撃な研究を続け、これをまとめ上げて
教育実践の向上に努力したことは喜びに
堪えない。
六、小、中学校長会の自主的な協同
研究
例年の通り、小、中学校長会が全く自
主的に、その組織を通して真剣に行われ
本県教育水準の向上に資していることは
敬服に堪えない。
本年度における研究主題は次の通りで
ある。
○小学校長会「校長職のあり方」
○中学校長会「中学校十年の歩みと反
省」
七、助教諭講習会
教育経験の浅いものあるいは、資格の
低いものの資質向上をめざす講習の成果
は直ちに児童生徒の学力向上、生徒指導
の改善につながってくる。
本年度は県予算の都合により昨年同様
各郡市校長協議会と出張所の共催によっ
て自主的に計画され各管内二ケ所宛実施
した。
(別表一)
研究会・講習会の開催状況
月別 会 名 開催地・会期 参加人員 五 高校改訂学習指導要領趣旨徹底講習会 福島、郡山、若松、平、各一日 高各 150名 農業教育研究会 磐農高 一日 高 100名 六 高校音楽教育研究会 福島高 一日 高 60名 定時制教育研究会 若松商高 一日 高 150名 図工教育研究会 平 一日 小、中、高800名 七 算数科学習指導法研究会 喜多方 一日 小 200名 高校音楽学習発表会若松 一日高 40名高校生徒指導研究協議会 福島 二日 高 200名 八 中学校職業家庭科実技講習会 福島、若松、平 四日 中 各40名 放送教育研究会 翁島 三日 小、中、高200名 東北北海道理科器機修理技術講習会 福島 四日 小、中、高500名 夜間教育研究会 若松 二日 高 100名 九 浜通社会科学習指導法研究会 四倉中 一日 小、中、高300名 小学校家庭科教育研究会 小名浜二小一日 小 100名 十 定時制学習指導法研究会 浪江大野分校安達針道分校一日 高 各100名 中学校職業家庭科学習指導要領説明会 福島、須賀川、若松、平各一日 中 各100名 東北北海道通信教育研究会 福島高 二日 30名 十一 工業教育研究会 川俣高 一日 30名 国語科学習指導要領研究会 喜多方二小一日 小中 200名 高校国語教育研究会 福島女高 一日 高 150名 道徳教育研究会 日和田中 一日 小、中、高300名 文部省へき地教育研究協議会 中野中 二日 小、中 100名 高等学校家庭科研究会(調理実習) 郡山女高 一日 高 50名 盲ろう改訂学習指導要領研究会 郡山 盲ろら 50名 十二 社会科学習指導要領研究会 若松市 小、中 300名
(別表二)
昭和三十一度研究学校一覧
○小学校
学校名 研究主題 野田 学級経営の研究 山舟生小、中 小規模学校(小、中)経営の実際 油井 思考過程を重視した単元展開の研究(社会科中心) 金透 学級経営の研究 仁井田 情操教育を中心とした学校経営の研究 只見 環境構成と情操教育 大戸 保健体育の研究 喜多方第一 視聴覚教具教材による学習指導法 新鶴第二 算数科学習指導法の研究 東館 国語科学習指導法の研究(読解力中心) 五箇 教科以外の活動の運営 田畑小、中 小、中一貫した理科学習指導法の研究 要田 音楽科における表現活動の研究