教育年報1956年(S31)-063/73page

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4 県、市民のよき研究所、相談所とし
 て、常に全県市民生活の基盤的性格を
 もつことに努めているか。
 敍上は一例であるが、これらを担う図
書館、公民館職員は、常に研修と教養を
積んでいかなければならないのである
が、予算的にも人的にも地方財政窮乏化
に伴う眼に見えぬ圧力が、小さい弱い図
書館、公民館の上に大きく覆いかぶさっ
てきている現状でもある。
 図書館、公民館費においても以上各項
のことがらと共に
 イ 人口増加に伴う経費の膨張
 ロ 文化進展に伴う経費の膨張
 ハ 県民、市民全部に対するサービス
  の増進
 ニ 時代に適応する
 ホ 地域、年令層
 へ 経済、政治性の変動に動かされな
  い
 以上のことをも充分考慮検討して民衆
の支持と協力を得る館の運営に館界人は
一致結集して努力精進している。 

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