教育年報1956年(S31)-062/73page
際
2 図書館、公民館における読書指導
はいかにあるべきか
県内図書館長、公民館長会議
於須賀川市図書館
1 県内市立、図書館長(公民館長も
含む)会議について
2 図書館資料の選択の自由を守るた
め図書館の態度について
3 十一月二十、二十一日名古屋市に
開催の「読書普及、指導について」
全国研究集会派遣について
4 北日本図書館協議会、連盟におけ
る表彰内申について
5 昭和三十一年度第五回読書感想発
表県大会(常磐地区)開催について
6 古文書解説(解読整理保存)講習
会について
7 十月北日本図書館連盟理事会開催
について
8 十月十二、十三日、福島に開催の
第七回東北地区学校図書館協議会研
究大会後援について
9 県公共図書館協会の運営状況につ
いて
10 その他
目録作業研究集会 於郡山市図書館
(十月一日)
1 標目と配列について
2 冠称について
3 辞典類の扱いについて
4 標目の変更について
5 著者記号について
6 版次と改訂の記述について
7 図書資料以外の目録について
読書指導者講習会 於郡山市公民館
(十月十四日、十五日)
1 わたくしたちの生活と読書
2 読書運動を盛り上げるにはどうす
ればよいか
A 青少年の読書指導
B 婦人の読書指導
C 公民館の読書指導
古文書解説(解読、整理、保存)講習会
於県庁四階会議室
(十一月五、六、七目)
1 農村史料概説
2 近世古文書概説
3 古文書の読み方と慣行
4 古文書の整理と分析
5 市町村誌(史)編纂項目の設定
北日本図書館研究集会
「昭和三十二年度予算編成及び管理関
係」について 於福島市外飯坂吾妻荘
(十一月十二、十三日)
1 図書館運営上の諸問題
2 財政について
評議員会 於県立図書館
(十二月十七、十八日)
1 昭和三十一年度事業実施状況及び
反省
2 昭和三十一年度第五回読書感想発
表県大会について
3 昭和三十二年度予算編成について
4 昭和三十二年度事業計画について
5 昭和三十二年度負担金の配分につ
いて
県内図書館長公民館長(協会加入館)会
議 於常磐市湯本公民館
1 昭和三十一年度第五回読書感想発
表県大会について
2 都道府県立図書館長協議会につい
て
3 昭和三十二年度県公共図書館協会
歳入歳出予算及び事業計画について
4 その他
昭和三十一年度第五回読書感想発表原大
会 於常磐市湯本公民館
(一月二十七日)
発表者二十三名(男十二名女十一名)
第一部第一位
立子山読書会の運営について
福島市立子山読書会 斎藤元吉
〃 第二位
読書普及活動の転期について
常磐市マスコミ研究会 菅野嘉信
第一部第二位
私の愛読した二大農民文学「南小泉
村」「カインの末裔」読後感
南会津郡田島町田部青年会
土田貞江
〃 第二位
智恵子抄を読んで
福島市大笹生青年団 油井憲一
〃 第三位
蜘蛛の糸をよんで
白河市役所読書グループ
仁平 重春
〃 第三位
第一義の道(島木健作著)
田村郡滝根町4Hクラブ
佐藤京子
〃 第三位
二十四の瞳を読んで
平市高久青年会 箱崎近子
第三節 今後の施策や課題としてどんなことが
挙げられるか
県内図書館、公民館図書部が真に県民
市民への奉仕機関として十分サービスし
得るためには、相互間の切磋琢磨や社会
教育施設としての進歩発達をはかり、活
発な運営を実施していかねばならないこ
とは言を侯たないが、
1 図書館、公民館の運営は真に地域住
民一人一人の主体的な参加と支持と協
力を得ているか。
2 諸活動は住民一人一人の知性を啓培
し、自主的でしかも積極性と社会性に
富んだ住民を育成することに、基本的
な狙いが向けられているか。
3 学校図書館と常に連繋を密にし、こ
れを援助し、読書による研究修養の便
を図っているか。