教育年報1957年(S32)-035/71page

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職務別\市別 福島市 郡山市 会津若松市 平市 白河市 須賀川市 喜多方市 相馬市 原町市 常磐市 磐城市 内郷市 勿来市
その他 7,000〜6,600
(5.8〜5.7)
2)
11,400
(4.7)
1)
15,300〜9,200
(5.19〜5.12)
5)
9,800〜6,600
(5.13〜5.7)
2)
  9,800〜5,500
(4.13〜4.2)
3)
6,100
(5.5)
2)
              9,800〜7,000 
(5.16〜5.11)
2)
 
司書    19,300
(3・4)
1)
18,300
(3・4)
1)
12,300〜9,800
(4.8〜4.5)
3)
    17,300
(2.4)
1) 
                
司書補 12,300 14,300〜12,300
(4.10〜4.8)
2)
15,300〜11,400(
4.11〜4.7)
2)
    10,600
(4.7)
1) 
                
小計
(専任のみ)
3) 12) 9) な し 4) 4) な し な し な し な し な し 2) な し


昭和三十二年度の県の事業

 どんな〈ねらい〉で、どんなことをし

てきたか。

 ここには、課として努力していきたい

ことを年度当初にかかげているので、そ

れをここに転記し、将来のために残して

おくことにし、あわせて一年間に行って

きた課としての大きな事業の概要を一覧

表にして、やはり将来のためにき残すと

いうことにしよう。

 くわしいことについては、それぞれの

分野で論じられると思うがくPTAを通

してよりよい家庭教育をすすめていく〉

という目標に向っては、県として適当な

事業をプテなかった。しかし、出張所を

中心とするいろいろな計画の中に盛られ

ていたように思われる。

昭和三十二年度の努力事項

一、働く青少年の学習活動を盛り上げて

 いく。

 1 青少年の自主的な学習集団を育て

   いく

 2 青少年の音楽・演劇・文学等の文

  化活動を活発にしていく

 3 青年学級の学習活動に新しい工夫

  を加えていく

 4 他の青少年指導機関との協力体制

  をととのえていく

二、成人教育活動をより効果的にしてい

  く

 1 婦人の小集団学習活動をすすめて

  いく

 2 婦人学級を充実していく

3 PTAをとおしてよりよい家庭教

 育をすすめていく

三、公民館本来の仕事に力を入れていく

 1 合併後の公民館の充実をはかって

  いく

 2 公民館の事業をより計画的にして

  いく

 3 公民館関係者の組織的な研修をす

  すめていく

 4 住民の芸術その他の文化サークル

  活動を助長していく

四、市町村との協力をより緊密にしてい

 く

 1 文化財の教育的活用をはかってい

 く

 2 社会教育指導者綱を広めていく

 3 社会教育資料を作成し、交換し、

  蓄積していく

 4 市町村と協力して社会教育の効果

  を確実にしていく

同じ〈わだち〉を踏みたくない

 社会教育活動を盛りあげていくとき、

 常につぎのような注意を払っていかなけ

 ればならない。

  社会教育の主体者は、あくまでも国民

 自身であるということ。縷々説明してい

 く時間的な余裕も、また余白もないの

 で、説明ははぶくけれども、国民の一人

 一人が自ら欲する勉強を自ら行うだけだ

 という根本に立って、社会教育法は組み

 立てられている。だから、国も府県も市

 町村も、ひとしく国民の自ら行う勉強を

 助長し、またその勉強を可能ならしめる

 ような環境をととのえていくものでなけ

 ればならない。

  ところが、市町村でいえば、ややもす

 ると自己の使命を忘れて、青年や婦人を

 あッちに向け、こッちに向けるような意

 図のもとにいろいろな事業が組まれてい

 る場合がある。はなはだしいのになる

 と、〈公民館は青年会や婦入会の指導機


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