教育年報1957年(S32)-055/71page
双葉町 〃 一二、六〇〇円
大越町 〃 一二、六〇〇円
計(十市町) 七〇八、八○○円
3 夜間高校給食施設設備に対する補助
金
県立福島第二高等学校
交付額 一九二、八五三円
八 学校給食優良学校の表彰
昭和三十二年度文部大臣表彰の学校給
食優良学校として、左記学校を推せん中
のところ、去る十月八日秋田市にて開催
の第八回全国学校給食研究協議大会席上
で表彰された。
平市第一小学校
九 ユニセフ協力募金の実施
前年度に引き続き、昭和三十二年四月
から開始された第二回ユニセフ協力募金
も、各関係学校の多大な協力により、良
好な募金成績をあげ、十月末日をもって
終了した。その募金成績は、次のとおり
である。
拠出校数 小・中・高校 一六五校
募金総額 一八四、三八七円
十 学校給食用牛乳の供給
牛乳の消費を拡大して、酪農の発展を
はかるとともに、学童の体位の向上に資
するという目的にて、国の多大な助成の
もと、一月から三月までの間学校給食に
牛乳が供給されることになり、本県にお
いても、次のとおり相当量の牛乳が使用
された。
供給対象人員
小中学校一八一校 一〇七、七九一名
夜間高校 一一校 二、四〇七名
供給数量 三、○○○名
第六節社会体育レクリエーションの振興を如何
に進めたか
一、体育指導委員について
昭和二十九年度より各管内一名あての
社会体育指導委員を委嘱し社会体育レク
リエーションの振興に尽力してきたが、
本年より文部省が中心となり全国各市町
村に体育指導委員を設置することになり
本県においてもこの趣旨により、設置要
領により各市町村の人口を基礎とし、学
区・地勢等を勘案のうえ八月一日付で体
育指導委員四八〇名、体育振興委員二〇
名をお願いした。
○福島県体育指導委員設置要領(抜
萃)
一、趣 旨
明朗、健康で活力に富んだ県民生活
を確立するためにスポーツのもつ役割
は極めて大きいものがある。よって体
育指導委員を設置して、地方の体育指
導組織を確立し、その活発な活動をと
おして生活に直結したスポーツの振興
をはかる。
一、選任方法
1 市、町、村教育委員会はたとえば
市町村体育指導委員選考委員会等を
設け選考基準にもとずき候補者を選
考し、当該県教育委員会事務局出張
所長を通じて県教育長宛推せんす
る。
一、選考基準
当該市町村に生活の根拠をもち、人
格高潔で体育の振興に理解と熱意を有
し、次のいずれかに該当するものであ
ること。
1 市町村または職場において体育の実
際的指導の立場にあるもの
2 青年団、婦人会、PTA、町内会部
落会等の各種団体および職場に所属
し、体育の指導的立場にあるもの
3 その他体育の学識経験者
一、任 務
1 市町村の体育事業全般について協力
し、従来の有志指導者の働きを一層
高め、地方体育の充実をはかる。
2 市町村の体育組織の育成、拡充につ
とめる。
3 市町村体育施設の状況を確認し、最
も有効な利用方法を協議し実施す
る。
4 各関係団体と協議して、行事の総合
的な調整をはかる。
5 公民館を通じての体育活動に協力す
る。
6 婦人会、青年団、PTA等の各種団
体や職場体育活動に協力する。
7 市町村で行われる体育指導の研修会
に協力する。
一、性格
1 市町村教育委員会と協力できるもの
2 組織体の運営のできるもの
3 学校教育並びに社会教育に深い関心
と理解をもつもの
4 市町村体育行事の運営企画ができる
もの
5 地方体育組織のリーダーになりうる
もの
一、任期
ニヵ年とする。
一、体育振興委員について
体育振興委員は、体育指導委員に
準じ設置するものであり、その任務
は体育指導委員の指導助言に当るも
のとする。
○体育指導委員市町村設置数
信夫出張所
福島市一五 飯坂町 五
吾妻村 五 信夫村 三
松川町 五 川俣町 五
飯野町 三
計 四一
伊達出張所
桑折町 四 国見町 三
梁川町 五 保原町 五