教育年報1957年(S32)-057/71page
況交換をし多大の成果を挙げた。
○体育指導委員打合せ会
体育指導委員設置についての実態調査
の結果「体育指導委員の具体的活動」
「体育指導委員の市町村における再委
嘱」「連絡会の結成」「研修会の方法」
「市町村の予算化」等の問題点がみられ
また、昭和三十三年度の努力事項等を決
めるため各市町村代表一名以上の参集を
求め講師の文部省体育課中島事務官を中
心に協議した。
二、青少年野外活動の奨励
教育キャンプの開設
1) ねらい
青少年の共同生活訓練のモデルを示
す目的で、教育キャンプを行い、これ
により体得した奉仕・協同、友愛の精
神にもとづいて、県内各地の青少年に
呼びかけ、グループによるキャンプ活
動を奨励し、青少年活動の促進に寄与
しうるとするものである。
それで本教育キャンプは、県内各高
校生徒会幹部の参集を求め、主として
キャンプカウンセラー養成を目的とし
て実施した。
2) キャンプ場(二か所)
耶麻郡猪苗代町押立
石城郡四倉町海岸
3) 参加人員
猪苗代町押立 三三名
四倉海岸 二八名
計 六一名
第七節各種スポーツ行事は如何にして進めたか
一、第十回福島県総合体育大会
夏季大会水泳競技(内郷市)漕艇競技
(河沼郡高郷村)秋季大会(福島市)に
おいて実施した。
県体も回を重ねること十回になったが
今後は記録向上は申すまでもなく、大会
の参加範囲、種目、競技方法について再
検討しねばならないと思う。
特に一部選手(高校・一般)に限れて
いるのを青年・中学・市町村の有志も参
加し県民の体育祭典にふさわしい行事と
すべきと思う。
二、第十二回国民体育大会
夏季大会水泳競技(静岡県浜松市)
選手 監督 二名
高校 七名
一般(実業団) 八名
女子(高校) 二名
計 一九名
成績
実業団二〇〇平泳
一位 梶川孝義(常磐炭礦)
夏季大会漕艇競技(静岡県佐鳴湖)
選手監督 四名
一男ナックル 六名
高男フィックス 九名
高男ナックル 七名
高女ナックル 七名
計三三名
成績
高女ナックル
一位 耶麻高等学校
高男ナックル
六位 喜多方高等学校
高男フィックス
六位 喜多方高等学校
秋季大会(静岡県内)
役員 二五名
監督・選手 二〇四名
計 二二九名
成績
天皇杯 十三位
皇后杯 十五位
○重量挙 総合優勝
○フェンシグ 四位
○軟式庭球 五位
○陸上競技 二一位
○種目別入賞者
○陸上競技
青年八百米 二位 一分五七秒七
八代哲男(常磐炭礦)
一般ハンマー投四位五二米七三
花村栄之進(中央大学)
高校二○米ハードル 四位 一五秒四
大竹裕(喜多方高校)
高校三段跳 六位 一四米三七
蛭田公彦(平工業高校)
○飲式庭球
一般女子 三位
大門セイ、千葉ハツノ(磐女教員)
力丸芳子(日東紡)橋本誠子(郡山電話局)
○弓道
一般女子小的 五位
古川トヨ子(平三中教員)阿部トキ子,
(福島ク)
○体操競技
高女集団 八位 福島女子高等学校
○フェンシング
一般男子フルーレ 一位
沢田恒一、船水光行、北原光男(中
央大学OB)
〃 サーブル 六位
沢田恒一、船水光行、北原光男(中
央大学OB)
一般女子 二位
竹内由江(中央大学OB)
○自転車
一般男子 一〇、○○○米ポイント
六位吉田功(平クラブ)
○重量挙
フライ級 六位 二四七、五K
加藤一剛(平工)
バンタム級 五位 二七五K
青柳清(法大)
フェザー級 一位 三四〇K
(日本新)古山征男(明大)
ライト級 四位 三三〇K
白鳥博義(明大OB)
ミドル級 一位 三五二、五K
(日本新)原善雄(明大)
ヘビーライト級 一位 三八七、五K
(日本新)渡辺昌幸(名城大)
冬季大会スケート競技(青森市八戸市)