教育年報1958年(S33)-036/83page
(1)へき地の基準について,従来は「交通困難で」
ということがあったのが,交通条件および経済的
・文化的条件に恵まれない山間へき地・その他の
地域をへき地という」と改められた。
(2)へき地手当の比率が引き上げられた。これは
明年4月から実施するため,5億5千万円にした
いと。
(3)単複学級の手当は明年度から完全に支給する
ようにする。
(4)教職員の研修旅費,教職員の住宅についても
予算を計上し,その改善策を行っているなど,詳
しい説明があったので参加者大会もきわめて整然
(従来は騒然とする)として行われた。午後,へ
き地担当主事会議・分会報告・研究発表・質疑が
あり,4日間にわたって行われた第7回全国へき
地教育研究大会も,定刻にはじめられた閉会式に
よって全体会場は閉じられた。