教育年報1959年(S34)-034/121page
中止することになった。
話合いは,午後4時すぎからと,7時すぎからと2回
にわたって行われ,8日午前10時より正式に話合うとの
交渉がまとまったのは,8日の午前3時40分であった。
(3) 10月8日
若喜本館大広間において,主催者側5名と組合側7名
とで話合いに入る。
この間,約400名の組合員が旅館前で気勢をあげた。
話合いは,午後6時25分に至り,「さくは撤去する。
その後組合員は撤退する。」「今,明日の研究協議会は
妨害しない。」ということでまとまった。
その夜,一部組合員が,面会強要に出てきたが,当事
者の努力により事なきを得た。
(4) 10月9日
組合側の動きは特になく,無事終了した。
C 昭和34年度福島県小学校教育課程研究協議会につ
いて
a,目 的
改訂小学校教育課程について研究協議し,その趣旨の
徹底と指導能力の充実向上を図ることを目的として行な
われた。
b,主 催
福島県教育委員会,福島県市町村教育委員会○○地方
連絡協議会,○○管内小学校長会
c,期日 昭
和34年8月12日〜16日の3日間
d,会場・人員等
昭和34年度福島県小学校教育課程研究協議会
実施一覧
出張所名 期 日 会場 出席
すべき
人員出席人数 信夫 8月12,13,14日 福島二小 人 人 福島四小 313 312 伊達 〃 保原小 163 163 安達 〃 二本松小 176 176 安積 8月11,12,13日 金透小 253 253 岩瀬 〃 須賀川一小 123 123 田村 〃 三春小 195 195 西白河 8月14,15,16日 白河一小 163 163 東白川 〃 棚倉小 100 100 石川 〃 石川小 123 123 南会津 〃 田島中 113 113 北会津 〃 行仁小 194 194 耶麻 〃 坂下小 168 168 石城 8月11,12,13日 平一小
平一中463 463 双葉 8月14,15,16日 富岡一中 147 147 相馬 〃 原町一小 216 210 計16出張所 計18会場 計3,070
e,講 師
文部省主催「昭和34年度北海道・東北地区小学校教育
課程研究協議会」に参加した者 50名
f,参加者
県内国公私立の小学校の校長および教員約3分の1を
対象とした。
g,日程(例)
時間 第1日 第2日 第3日 9.00〜 聞会式 研究協議 研究協議 9.20〜 研究協議 Aコース Aコース Aコース 第1室 国語 第1室 社会 道徳 第2室 音楽 第2室 家庭 Bコース Bコース Bコース 第1室 算数 第1室 理科 一 般 第2室 図工 第2室 体育 12.20〜 昼食・休憩 昼食・休憩 昼食・休憩 13.00〜 研究協議 研究協議 研究協議 Aコース Aコース Aコース 第1室 音楽 第1室 家庭 一般 第2室 国語 第2室 社会 Bコース Bコース Bコース 第1室 図工 第1室 体育 道徳 第2室 算数 第2室 理科 16.00 終了 終了 閉講式 終了
h,実施状況
大部分の会場において,教組員等による受講者への働
きかけ(受講阻止または改定内容に対して批判したチラ
シの配布等)があった。しかし各会場とも実施内容には
何等の支障なく,予定どおり終了したしだいである。
D 昭和34年度福島県中学校教育課程研究協議会につ
いて
a,目 的
改訂中学校教育課程について研究協議し,その趣旨
と指導能力の充実向上を図ることを目的として行なわれた。
b,主 催
福島県教育委員会,福島県市町村教育委員会○○地方
連絡協議会,○○管内中学校長会
c,期 日
昭和34年12月25日(金),26(土),27(日)の3日間