教育年報1959年(S34)-061/121page

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それぞれのなかで,個人の自体性を確立し,責任を果す

べきあり方について検討した。

F 調査や資料の作成

a,本県全域にわたる婦人団体の組織活動状況ならびに

 問題点

b,婦人学級の開設状況ならびに学習内容の傾向

c,県単実験婦人学級,委嘱婦人学級の実施経過

 資料としては,以上の調査の結果と各地の実践報告な

どをまとめ,

 ・婦人教育(34年度) (34,7,31)

 ・婦人会の運営,活動はどうであるべきか。

   (34,8,20)

として刊行し,婦人教育をすすめるための参考としてきた。

C 協力して行った他の事業

a,県婦連合長研修会

  6月30日〜7月1日 会津若松市

b,県婦連政治教室

 11月15日  会津  会津若松市

 11月27日  県北  県婦人会館

 11月25日  県中  郡山市公民館

 12月20日  県南  塙町集会場

 12月 9日  浜南  内郷市民会館

 11月29日  浜北  相馬市中村

c,県PTA大会

 7月25日   磐城市小名浜

d,県婦人大会

 10月4日  平市

e,県母親大会

 6月4〜5日  福島市

H 婦人教育指導員の設置

a,趣 旨

 婦人教育は年ごとに進展をみつつあるが,これが健全

な発展をはかるための指導態勢の強化がさけばれ,要望

されてから久しいものがある。これに応えるために県下

16出張所毎に「婦人教育指導員」を委嘱し婦人教育の進

展をはかる。

b,34年度婦人教育指導員氏名

出張所 氏名
伊達 古宮千代
信夫 大竹乃夫子
安達 喜古玉喜
安積 折笹ヨシノ
岩瀬 蓬田ヨウ
西白河 鈴本アキノ
東白川 木村文江
石川 芳賀たけ
田村 国分みつ
北会津 長尾ハル
両沼 目黒敏子
南会津 渡辺マン
耶麻 花見和子
石城 鈴木きよ
双葉 根本ハツノ
相馬 木村フミ

 

  5文化活動

    総説―芸術文化活動の歩み―

 教育基本法に示されている教育の方針は,あらゆる機

会に,あらゆる場所において教育の目的を実現し,終局

的には文化の創造と発展に貢献することである。

 社会教育法は,この精神に則り,市町村の行う音楽,

演劇,芸術その他芸術の発表会等の開催及びその奨励に

関する事項が円滑に運営されるよう助言指導を行うと共

に,下記の事項について努力し,県下の文化活動の発

展を期している。

(1)正しい芸術文化の普及と鑑賞発表の機会を提供する

(2)文化団体,サークル等の自主的活動を育成助長する

(3)市町村および教育機関等の文化行政の推進と相互連

 絡,協力の体制をつくる。

就中,本年度は,1)芸術鑑賞の機会の提供 2)青少年芸

術活動の促進 3)芸術文化団体活動の助長に充点的に施

策のを講じた。

A 第13回総合美術展

 本年度は,福島市教育委員会が予算を計上して積極的

に参加し,下記により実施した。

(1)期日 5月27〜31日

(2)会場 福島市

 第1会場(日本画) 青年館

 第2会場(洋  画) 教育会館

 第3会場(彫  刻) 公会堂

 第4会場(工  芸) 図書館

(3)搬入および入選陳列

区  分 日本画 洋画 彫刻 工芸
総搬入 47 378 52 37 514
入  選 39 144 31 18 235
審査員及招待作品 6 13 10 10 39
陳列総数 45 157 28 23 274


(4)入賞 総数28点

 県美術賞(最高賞)

 第1部 日本画 佐川良太郎(勿来)

 第2部 洋  画 半沢良夫(二本松)


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