教育年報1959年(S34)-062/121page
石川光夫(福島)
渡部憲司(若松)
第3部 彫刻 神野忠和(二本松)
第4部 工芸 角田弘司(若松)
(市長賞,市教委賞,奨励賞,佳作は略)
B 第12回県文学賞
本年度文学賞は,総応募数141編と多数の作品が集っ
たが,若い新進の作家が圧倒的に多いが,その中に長い
年月研鑚を続けている人々もみられ,量質共に向上して
いることがわかる。
青少年の文学活動を助長するために,文学賞に附随し
て募集している青少年文学奨励賞は,また趣旨が徹底し
ないために応募数が少ない。
区 分 小説 詩 短歌 俳句 数計 文 学 賞 37 18 27 34 116 青少年文 10 7 4 4 25 学奨励賞 計 47 25 31 38 141
◎本年度文学賞授賞者については,教育行政・表彰らん
を参照のこと。
◎県文学集第7集は3月に発行されて県内外の関係者に
配布した。 (90ページ500部)
C 第13回県合唱コンクール
県合唱連盟を主体として開催地会津若松市教育委員会
と共催で実施。
(1)期日 10月10日 高校の部
11日 一般の部
(2)出場団体 高校
男声 5 女声17 混声14 36
青年団 2
職 場 2
一 段 9
(3)会場 会津若松市立謹教小学校
(4)審査員 清水 脩
磯部 俶
(5)入 賞
部門 最 優 秀 優 秀 高校 会津農林高校 福高,桜聖母,福女,若女,湯本高 青年団 坂下混声 原町青年会 職場 常磐炭鉱内郷青連スパロー混声 国鉄郡山工場 一般 FMC混声 会津混声
(6)審査評 全般に各パートのバランスも整い,美しい
ハーモニーになっていた。各チームの指揮者が熱心に
勉強しているのが感じられた。
D 第12回全日本合唱コンクール東北地区大会
東北合唱連盟主催で,福島県が当番を引受け,福島市
教育委員と共催で実施
(1)期日 11月7日 高校の部
8日 一般の部
(2)出場団体 高校
男声5 女声21 混声16 42
職場 2
大学 5
一般 10
(3)会場 福島市公会堂
(4)審査員 津川主一,前田幸一郎,藤井典明,
荻谷納,建部有典
(5)入賞
部門 第1位 第2位 第3位 高校 総合 会津農林 宮城一女 盛岡一 女声 宮城一女 桜聖母 本宮 男声 な し 山形東
仙台一福島高 混声 会津農林 盛岡一 大曲高 職場 な し 国鉄郡山 常磐炭鉱スパロー 大学 東北学院大学グリークラブ 宮城学院大学グリークラブ 東北大学グリークラブ 一般 FMC 仙台コールオルフェウス 弘前メンネルコール
(6)審査評 全般に技倆が接近していた。男声は女声に
比して練習不足,東北地方のレベルは飛躍的に高ま
わり,全国的水準に達したと思う。
◎全日本合唱コンクール(札幌・11,23)東北代表とし
て出場した会津農林は第2位,FMCは第3位,郡山
国鉄は第2位に入賞,昨年につづいて合唱福島の名を
高めたことは注目してよい。
E 第13回演劇コンクール
本県の演劇活動は全国的にすぐれた水準に達し,青少
年,一般の間に高まりつつあるが,青年団は費用の関係
から参加困難であるのは残念である。
(1)主催 福島県教育委員会 福島県演劇協議会
白河市教育委員会
(2)期日 12月5日 高校の部
6日 一般・職場の部
(3)会場 白河高等学校体育館
(4)参加団体 高校(6地区代表) 7
一般 6
職場 1
青年 1