教育年報1959年(S34)-064/121page

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る。これらの利用状況は,一般映画会社や講堂映画会等

の大衆映画会が50%をしめており,フィルム・フォーラ

ムによる小集団の理想的な利用は15%,余りは部落映画

会等に利用されている。

  県所有フイルムの利用状況

月\ 上映回数 日本製 USIS 学習者数
4,5,6 553 910 1,217 114,631
7,8,9 783 1,370 1,416 1,25847
10,11,12 661 1,090 1,861 132,398
1,2 497 837 937 88,265
2,494 4,207 5,436 493,541


※3月分は報告が後れるので除外

 更に“みどり号”巡回によるフイルムの利用状況は,

18地区, 106会場に延約500本,約1万人が利用学習し

ている。

b,録音教材について

 文部省録音教材の所有数は350本である。この教材の

再録音して送付した数は130本,利用は青年学級等の学

級や婦人会などの各種団体,学校教材等学習に利用され

ている。一部有線放送にも利用されている。

C 各地域ライブラリーの現状

視聴覚ライブラリー一覧                       昭和34年8月31日現在調

名     称 所在地 設立
年度
利用 34年度予算 職員 16映 フィルム
範囲 方法 総額 市町
村費
児・生 フィルム
購入費
専任 兼任
総額 1人当年
福島県視聴覚ライブラリー 福島県教育委員会社会教育課 23 学社 貸巡 (万)
111
(万)
111
県費
(万)
(円)
(万)
80
(人)
3
(人)
(台)
43
(本)
1,041
福島市学校視聴覚研究会 福島一小 23 64 1 59 30 42 1 7 109
福島県信夫地区F・L 野田小 30 貸巡 134 101 50 85 1 122
伊達管内視聴覚教育研究会 保原小 26 学社 貸巡 134 116 50 112 2 5 241
安達管内視聴覚教育研究会 二本松公民館 31 学社 貸巡 108 12 96 45 96 1 4 7 135
郡山市F・L 郡山市立図書館 32 学社 貸巡 115 46 95 60 81 4 3 61
安積F・L 安積出張所 32 学社 貸巡 151 28 117 54 117 1 1 81
岩瀬F・L協 会 須賀川一小 31 学社 貸巡 76 3 67 50 48 1 2 26
西白F・L 西白出張所 30 学社 貸巡 163 54 132 60 135 1 2 179
東白川地区F・L 棚倉小学校 32 学社 貸巡 80 20 60 60 58 1 48
石川地方F・L 石川公民館 32 学社 貸巡 78 30 20 50 1 2 61
田村地方視聴覚ライブラリー 田村出張所 32 学社 貸巡 139 11 128 60 115 1 84
南会東部視聴覚ライブラリー 長野小 32 35 35 15 2
北会津視聴覚ライブラリー 若松市公民館 25 1 1 3
会津若松市視聴覚ライブラリー 鶴城小 31 貸巡 82 79 50 57 2 1 25
北会津二班F・L 河東第一中 28 49 49 130 11 9 10
猪苗代町視聴覚教育研究会 猪苗代小 31 学社 貸巡 40 40 65 10 1 3 2
耶麻地方視聴覚ライブラリー 喜多方市公民館 34 33 2 2
塩川町視聴覚ライブラリー 塩川町公民館 31 学社 31 5 26 100 2 1 3
会津坂下町視聴覚ライブラリー 両沼出張所 32 学社 貸巡 100 13 49 120 21 1 1 10 23
会津高田町視聴覚協議会 高田中 31 学社 29 29 50 3 3
柳津町視聴覚ライブラリー 柳津町教委会 33 学社 貸巡 26 26 24 1 2 12
石城地区小中学校F・L 平一小 31 貸巡 191 181 24 153 1 2 230
双葉郡小中学校F・L 浪江小 33 87 87 45 74 1 36
双葉郡社会教育視聴覚運営委員会 久之浜町公民館 33 貸巡 8 5 1 1 2
相馬市F・L運営委員会 相馬市教委 30 学社 貸巡 38 5 26 30 23 3 1 38
相馬地方F・L運営協議会 原町市公民館 31 学社 貸巡 81 20 52 30 37 1 2 45
地域ライブラリー 26
◎この集計には県ライブラリーはふくまない→
2,073
万円
247
万円
1,654
万円
平均1人
54.54円
1,354
万円
10人 45人 61台 1,573


 視聴覚教育振興の重要な役割りをしめる地域ライブラ

リーは,26が活動しており,南会津西部と大沼郡の一部

を除いては全県下に普及した。しかしこの充実には更に

努力する必要がある。

D 第7回福島県視聴覚教育研究大会

・主題 今後の視聴覚教育をどうすすめたらよいか。

・期日 昭和34年11月13日(金)


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