教育年報1959年(S34)-071/121page
喜多方市公民館主事 高畑五郎
県南 県教委社会教育課長 中島茂
県立図書館次長 海野昇雄
県教委安積出張所 吉田正二
富久山公民館主事 熊田武男
浜 県立図書館次長 海野昇雄
原町市長 渡辺敏
原町市社教課長 宝玉義信
県教委相馬出張所長 鈴木美夫
e,方法
1,講義 新生活運動の理念
2,研究発表 指定地区
3,分科会 新生活運動のすすめ方
新生活運動指定地区の指定
新生活運動を地域住民の自主的な運動として発展させ
るために,その拠点として指定地区を設け,重点的な
指導助言を行い,その成果を他地区へ拡大し,新生活
運動の全県的な盛り上りをはかるため下記の指定地区
を設けた。
信夫 福島市 黒岩 松川町 金沢
伊達 梁川町 富野
安達 東和村 針道
安積 日和田町 宮入
岩瀬 須賀川市 稲田
南会 下郷町 旭田
北会 猪苗代町 長瀬 河東村 広田
耶麻 喜多方市 岩月
両沼 柳津町 藤 湯川村
西白 矢吹町 中ノ目
東白 鮫川村 西山
石川 古殿町 田口
田村 滝根町 菅谷
石城 常磐市 竜ケ沢 内郷市 1の坪
双葉 久之浜
相馬 原町市 大饗
公衆道徳高揚運動
県民の公衆道徳の高揚をはかる目的をもって下記の事
業を実施した。
a,旅の新生活運動
期日 第1回 8月1日〜7日
第2回 12月21日〜27日
場所 福島駅, 郡山駅
福島駅から黒磯(乗車)
福島駅から米沢(乗車)
方法
1,看板による啓発
福島駅,郡山駅に吊し看板(旅のエチケットを守
り旅行を楽しくしましょう)立看板(旅の新生活
運動週間)各一個を設置。
2,福島駅,郡山駅にて乗降客啓発(ボーイ・スカウ
ト,ガール・スカウト,県みどり号)
3,乗車による啓発(福島市婦人会員,福島・黒磯間
福島・米沢乗車)
4,標語入り時間表の作成配布(13,000枚)
b,清掃運動
期日 7月25日〜11月15日
場所 国立公園磐梯高原,猪苗代湖
方法 会津地区生活指導協議会が中心となって実施。
c,清掃籠の設置
観光地における公衆道徳高揚運動の一環として,国
立公園磐梯高原並びに猪苗代湖志田浜に清掃籠を設置
した。
設置状況並びに管理責任者
清掃籠番号 管理
依頼者氏名屋 号 住 所 1号〜 8号 田島慶三 裏磐梯観光ホテル 耶麻郡塩原村 9号〜11号 林平蔵 県営山の家 〃 12号〜13号 赤坂寛 五色沼売店 〃 14号〜15号 津金春雄 磐鏡苑 〃 16号 佐藤孝栄 白木屋 〃 17号 古川常夫 いこい屋 耶麻郡猪苗代志田浜 18号 大山一郎 田村屋 〃
新生活運動推進員の委嘱
指定地区指導員を助言援助して,その活動に協力し,
指定地区の育成をはかるとともに全県的な新生活運動の
推進をはかるため下記20名の推進員を委嘱した。
福島保健所 衛生課長 鈴木功 県教委信夫出張所 主事 川村繁雄 〃伊達出張所 〃 安斎武 〃安達出張所 〃 菅家勝豊 〃安積出張所 〃 吉田正二 〃岩瀬出張所 〃 大和田徳芳 〃田村出張所 〃 佐藤新治 〃石川出張所 〃 鈴木九二八 〃東白川出張所 〃 菊地清 〃西白河出張所 〃 根本芳之助 〃南会津出張所 〃 赤塚尹輔 〃両沼出張所 〃 佐藤新一 会津坂下保健所 〃 蓮沼きよ子 猪苗代農業改良普及所 技師 小椋令子 県教委北会津出張所 〃 酒井甲子 〃耶麻出張所 〃 浅沼好母 〃石城出張所 〃 吉田徳治 平保健所 衛生課長 二服徳男 県教委双葉出張所 菊地憲一 〃相馬出張所 鈴木美夫
新生活運動優良地区表彰
新生活運動優良地区として,指定地区,原町市大甕地区
を推せんした。昭年35年3月3日同地区が優良地区と
して新生活運動協会より表彰を受く。
県新生活運動協議会中島茂事務局長,大甕地区代表,
今村六郎,渡部孫一の三名が表彰式に参加。