教育年報1960年（S35）-075/135page

として運動が他地区へ拡大発展することを図るために設

けられたものである。

b,昭和35年度指定地区名

　管内　　　　指定地区名

　信夫　　福島市黒岩,松川町金沢、信夫村平田

　伊達　　梁川町富野

　安達　　二本松市石井

　岩瀬　　須賀川市稲田

　田村　　船引町板橋

　石川　　古殿町田口

　東白　　棚倉町

　西白　　矢吹町中ノ目

　南会　　下郷町旭田

　両沼　　柳津町藤,坂下町広瀬

　北会津　　猪苗代町長瀬,北会津村下荒井

　耶麻　　喜多方市岩月

　石城　　勿来市下小川,内郷市一ノ坪

　双葉　　久之浜町

　相馬　　相馬市飯豊

　　(企業体指定)

　安積　　日東紡郡山第2工場

　石城　　常磐炭璃

Ｂ　新生活運動推進員の委嘱

　指定地区および管内の新生活運動実践地区の指導助言

と,県協議会との連絡調整に当らせるため下記推進員を

委嘱した。

　　　推進員所属氏名

　　　所属所名　　　　　　　　　　氏名

　福島保健所　　　　　　　　　　 鈴木功

　県教委信夫出張所　　　　　　川村繁雄

　　〃　　　〃　　　　　　　　　　　大谷香

　　〃　　伊達出張所　　　　　　安斎武

　　〃　　安達出張所　　　　　　岡崎豊喜

　　〃　　岩瀬出張所　　　　　　大和田徳芳

　　〃　　田村出張所　　　　　　長田久男

　　〃　　石川出張所　　　　　　佐藤新治

　　〃　東白川出張所　　　　　 坪井貢

　　〃　西白河出張所　　　　　 根本芳之助

　　〃　南会津出張所　　　　　 赤塚尹輪

　　〃　　両沼出張所　　　　　　佐藤信一

　　　　　坂下保健所　　　　　　 蓮沼きよ子

　　猪苗代農業改良普及所　　大山俊雄

　　県教委北会津出張所　　　 酒井甲子

　　　〃　耶麻出張所　　　　　　浅野好母

　　　　　勿来保健所　　　　　　 河村明

　　　　　　平保健所　　　　　 　 二股徳男

　　県教委双葉出張所　　　　　菊地憲一

　　　〃　相馬出張所　　　　　　鈴木美夫

　　　〃　安積出張所　　　　　　石塚忠光

　　　〃　石城出張所　　　　　　吉田徳治

C　新生活運動指導者講習会

　新生活運動の当面する諸問題を研究協議し,運動の理

念と推進方策を明らかにし,優秀なる指導者を育成する

ため下記講習会を開催した。

　　期日および場所等

月日	場所	参加人員
8月11日〜13日	猪苗代町	指定地区関係者
	(積慶寮)	62人
1月26日〜27日	白河市	西白河郡下指導者
	(花文本店)	65人

D　意識調査

　運動の阻害要因はなにか,住民は運動に対してどんな

認識を持ちなにを求めているのか,この究明は運動推進

に欠くことのできない緊要事であるので下記のとおり実

施した。

1)　調査期日　昭和36年2月20日〜28日

2)　調査対象　指定地区の住民1,000人

3)　調査員　　40人を委嘱した。

4)　調査方法　調査用紙を配布して記入させ,のち回収

　　　　　　　した。

5)　集計表の利用　集計表を印刷して関係者に配布した

E　新生活運動優良地区の表彰

　猪苗代町長瀬地区を中央表彰候補に推せんし,3月2

日東京都で開催された表彰式において表彰をうけた。

　本県の出席者は,県社会教育課長中島茂,猪苗代農業改良普及所長

大山俊雄,長瀬地区代表宮沢重徳の3人であった。

F　旅の新生活運動

　公衆道徳の高揚を目ざし,旅行者に対する呼びかけ

等を,8月11日から17日まで,および12月18日から24日

までの2回にわたり実施した。

a,実施場所

　福島駅,郡山駅,白河駅,東北本線列車内,駅前広場

バス発着場

b,実施方法

　実施期間中,駅に吊看板を下げ,ガールスカウトや

福大女子学生アルバイトを列車に乗り込ませ,乗客に対す

る呼びかけや標語入り汽車時間表を乗客に無償配布する

とともに列車内,駅内外の清掃美化にあたらせた。

　また県教委広報車みどり号を,随時人の集合する場所

に派遣して,大衆に対する呼びかけをおこなった。

G　清掃美化運動

　本県が誇る国立公園磐梯高原,猪苗代湖畔も,利用者

の激増に伴い汚濁が甚しくなってきたので,県協議会は

数年来,会津地方高等学校生活指導協議会に委嘱して,シ