教育年報1960年(S35)-080/135page
2) ダンス
磐城女子高等学校ダンスクラブ
題目 「青春讃歌」
3) 郷土芸能
平市南白土青年会
題目 「磐城じゃんがら念仏踊」
(2)懇談会場の部
日時 昭和35年10月15日 午後6時
場所 平市立第三小学校体育館
種目 1) 日本舞踊
勅使河原久子
題目 「浦島」
2) 郷土舞踊
会津民踊研究会
題目 「白虎隊,荒城の月外
3) 郷土民謡
平市PTA有志
題目 「いわきじゃんがら」
(3) 8分科会場の種目は,各学校で昼食時におこなわれ
た。
j,本大会の特色
(1)学校病の予防を本大会の研究協議題として取りあげ
るため,大県においては昭和34年度から県内に研究指定
校および委嘱校49校を設け研究を進め「学校病の予防」
の大冊を会員に配布した。
(2)新分野の「精神衛生」を大きく一分科会として設定
し,学校精神衛生の開拓に新しいクザビを打ち込んだ。
k 精神衛生の一分科会の設定とタイアップして,一年
有余の歳月を費やし,地区内児童生徒5万余全名を対象
とし,経費63万余円を投じ,田中式精神健康度診断検査表
を用いて,データーを集録すると共に児童生徒の生活
指導の一助に資することにした。そして,精神衛生と密
接不離にある安全教育の地区研究とを収録した。「安全
教育と精神衛生の大冊を編集して,広く会員諸氏に配布
した。
(4)本大会の参加者は,空前の人員に達したが,特にP
TAの参加が目立ち,学校保健の地域社会への進展と滲
透のあらわれを示し,将来,PTAの1分科会の新設が
強く要望されている。
(5)本大会は,地元大会関係語,特に地区内小・中・高
等学校長は,大会事務局部長,副部長の要所を占め,自
から陣頭に立ち,指揮に当り,その職責を遂行すると共
に,相互協力して諸準備に当った。
B 学校保健講習会
各学校の学校保健の中心となる保健主事および養護教
諭を対象として下記により学校保健講習会を開催した。
期日 昭和35年5月27・28日
講師 文部省体育局保健体育課主事 荷見秋次郎
福島大学教授 辻義人
福島県教育委員会事務局
保健体育課長 鈴木勝枝
講義題目
健康診断と事後処置について 荷見講師
学校環境衛生 辻講師
本県学校保健の諸問題 鈴木講師
研究発表
精神健康度検査に基く精神衛生の考察
常磐市立磐崎中学校長 鈴木武雄
外5名の研究発表があった。
参加者
保健主事 100名
養護教諭 100名 計200名
C 日本学校安全会法施行にともなう趣旨徹底説明会
昭和34年12月に公布された日本学校安全会法の施行に
ともなう趣旨徹底並びに実務指導のため下記により説明
会を開催した。
開催場所並びに期間
郡山市公民館 35年6月10日
白河市立白河中央中学校 〃 11日
会津若松市立城小小学校 〃 13日
平市立平第一小学校 〃 16日
原町市立原町第一小学校 〃 17日
参集者
約 1,400名
対 象
(1)公立小・中・高・盲・ろう学校の係員
(2)市町村教育委員会係員
(3)私立学校幼稚園
(4)保育所,児童福祉収容施設
(5)県教委出張所
指導事項
(1)日本学校安全会法令,規則についての説明
(2)日本学校安全会定款,業務方法書,約款について
説明
(3)契約,掛金,給付に関する実務指導
日災本安全会害共済掛金
昭和35年度より,日本学校安全明福島県支部が発足し
たので,県立高等学校,盲学校,ろう学校が入会した。
掛金は下記のとおりである。
学校別 契約人員 掛金額 高等学校 56,022名 1,908,195円 盲ろう校 643 10,346 計 56,665 1,918,441 3健康管理
A 結核性疾患について
マンネリズムに多少おちいった結栗核性疾患定期健康診断
について今年度は深く考えさせられた。何故なら毎
年毎年同じ教職員 が名簿にのせられて来る。そしてそ