教育年報1961年(S36)-033/193page
4 新設昇格その他による小・中学校
の設置廃止校
管内 新設学校名 廃止する学校名 耶麻 熱塩加納村立宮川小学校 熱塩加納村立加納小学校宮川分校 北会津 猪苗代町立市沢小学校 猪苗代町立吾妻第一小学校市沢分校 〃 議場分校 安達 岩代町立東小学校 岩代町立西新殿小学校東分校 田村 常葉町立関本中学校 常葉町立常葉中学校関本分校 南会津 檜枝岐村立檜枝岐中学校赤岩分校 檜枝岐村立檜枝岐中学校大津岐分校 石城 常磐市立湯本第三中学校 安積 郡山市立小原田中学校 北会 耶麻郡猪苗代町立市沢中学校 耶麻郡猪苗代町立吾妻第一中学校議場分校 5 校名変更校
管内 新校名校 旧校名校 信夫 岳陽中学校 福島第六中学校 信夫 清明小学校 福島第五小学校 信夫 三河台小学校 福島第六小学校 相馬 向陽中学校 中村第三中学校 6 高等学校の新設廃止校
高等学校生徒の急増対策の一環として二本松工業高校,
喜多方工業高校の二校が新設され,37年4月から
各機械科1学級(定員45名)電気科1学級(定員45名)
の2学級で発足した。
定時制については,川俣高校山木屋分校が廃止され
湯本高校の夜間定時制,喜多方高校の農業科(短産)
耶麻高校の家庭科(短産)の募集を停止した。
7 特殊学校の新設校
平整肢養護園の養護学級をもととして去る昭和35年
11月,県立養護学校が新設された訳であるが,今回
郡山市に養護学校の新校舎が出来ることとなり,平の
養護学校を県立養護学校の平分校とすることになった。
第3節 教職員の定数
1 小学校
(1)教職員数
児童数が昭和35年度にくらべて,13,331人の減とな
ったため,それに伴い教員数は281人の減となった。
事務職員数は配当基準を18学級以上(本校+分校)
と改めたため,27人の増となった。
補充教員数は1表の通りてあるが、今年、新に長期研
修生の補充教員を確保することができた。
1表 小学校教職員定数
36年 35年 増減 教員 9,105 9,386 △281 補充教員 186 214 △ 28 休職休暇 88 109 △ 21 産休 81 91 △ 10 長休 14 14 0 長研 3 0 3 事務 150 123 27 (当初)
(2)教職員の配当基準
教員の配当基準は,前年度に引きつづいて23学級及
び6学級が改善された。
養護教員数は法定定数を25人,事務職員数は26人と
上まわっており,その配当は2表の通り全国平均から
みると,配当基準が相当よくなっていることがわかる
2表 養護、事務職員の配置されている学校
小学校 中学校 養 事 養 事 34年度 全国 25.2% 25.3% 12.8% 44.5% 本県 54.2 25.8 10.1 58.9 35年度 全国 30.5 22.5 16.5 37.0 本県 44.8 22.1 22.5 61.1 36年度 全国 30.4 21.5 19.4 38.8 本県 41.9 25.3 26.3 52.7 (基本調査速報より)
(3)教員の男女別構成
教員の男女別構成は3表の通りである。