教育年報1961年(S36)-051/193page

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音楽 野中宗右衛門 舘岩中
  英語 羽染昭三 田島中

北会 英語 北村一郎 会津高
技家 本田新一郎 若一中
音楽 佐藤孝衛 行仁小
図工 石山富彦 若三中
家庭 二瓶カヨ子 会女高

耶麻 音楽 渡部康夫 喜女高
図工 竹内博 喜高
技家 五十嵐房吉 喜商高
英語 田中早苗 喜商高
家庭 佐原昊 喜女高

両沼 音楽 大堀健 会農高
図工 知々田徳衛 坂下小
家庭 五十嵐ひろ子 坂一中
道徳 横山義秋 高田小
英語 宮沢重寿 坂下高

石城 国語 宇田哲雄 平一中
図工 猪狩功 宮小
技家 赤津孝 四倉中
家庭 花久喜久子 湯一中
英語 村岡芳夫 小名一中

双葉 音楽 遠藤景芳 広野小
図工 竜崎六郎 請戸中
技家 半谷晋一 川内中
家庭 佐々木智子 富岡中
英語 山村太郎 双葉中

相馬 国語 菅野正義 中三中
図工 門馬小二郎 中一中
音楽 遠藤伝 高平小
技家 島重義 原一中
英語 園部淳 鹿島中

3 学校教育指導の重点

 (1)新教育課程の徹底をはかった。

 小学校では県の示した基準に基づき,教育課程の整

備と設備の充実をはかる。

 中学校では新教育課程の趣旨の徹底をはかり,合理

的な移行措置により明年度の完全実施に備える。

 高等学校では38年度の改訂実施に備え,趣旨の徹底

と,教育計画作成に対する研究を強化する。

 (2)学力向上のための指導法の改善に努めた。

  1) 各種の教育調査に基づき,児童生徒の学力お

  よび学習上の問題点をとらえ,基礎学力の実態を

  は握する。

  2) 授業の内容や進め方に対する研究,教具資料

  の整備と活用等,学習指導法を改善し,効率的な

  に習学よる学力の向上に努める。

  3) 自己研修,校内研究,研究会,講習会参加等

  における効果的な方法をくふうし,教職員の実力

  養成に努めた。

 (3)科学技術教育指導の強化

  1) 実験実習の徹底をはかる。

  2) 施設設備の充実とその活用をはかる。

 (4)道徳教育,生活指導の拡充をはかった。

  1) 人間尊重の精神の徹底をはかる。

  2) 道徳の時間における指導法の研究を強化する。

  3) 生活指導組織の拡充と運営の改善をはかる。

  4) 個人指導の強化と指導技術の向上をはかる。

  5) 特別教育活動の改善と振興をはかる。

 (5)自主的研究団体の育成と強化に努めた。

  1) 行事調整による研空会等の精選実施をはかる

  2) 自主的研究団体に補助金を交付して助成する

  3) 研究会・講習会・資料作成等に対し指導助言

  を行なう。

 (6)教育環境の整備促進に努めた。

  1) 校地環境の緑化を強化する。

  2) 校地,校舎の整備と美化をはかる。

  3) 設備の充実と活用をはかる。

第2節 現職教育計画

 学力向上のための現職教育については,免許法認定

講習,校長研修会,教頭研修会,新採用教員講習会,

長期研修(産業教育内地留学)派遣,校長指導主事研修講座派遣,

学校長等海外教育事情視察派遣,教職員研究奨励等

を計画実施した。その主なものについて略記する。

1 免許法認定講習

 教育職員免許法の規定に基づく本年度免許法認定

講習は,夏期免許法認定講習と,東日本精神薄弱児教育講座

(免許法認定講習)の2回に亘り行なわれた。

 講習の開設科目,受講状況は,別掲のとおりであ

る夏期免許法認定講習は昭和37年度末をもって有効

期限の満了となる小中学校教諭免許状,ならびに仮

免許状に係る所要資格証明書所持者を中心に上級免

許状の授与を受けるために,必要な単位の一部を附

与するために次の点に留意して計画した。

(1)1人ごとの履修可能科目数を多くするために,

3期に分ち,1人3単位まで履修できるように

した。

(2)一般教育科目については,各大学の通信教育及

び単位修得試験において履修することを期待して,

開設しないこととした。

(3)教科専門科目については,小中学校の全教科に


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