教育年報1961年(S36)-081/193page
◇ ゆたかな歌唱表現をさせるにはどうするか。
◇ 楽器の演奏能力を伸ばすにはどうするか。
◇ 創造的な表現能力を伸ばすにはどうするか。
12) 高郷村立山郷小学校 (校長 大塚久男)
「創造的な表現活動を伸ばすための学習指導法」
◇ 創造的表現活動を伸ばすため,題材,用具,材
料をどのように与え,どのように指導したらよ
いか。
◇ 表現活動を活発化するため,環境整備,情操教
育をどうするか。
13) 会津坂下町立坂下小学校 (校長 佐野辿雄)
「視聴覚教材の特質を生かした学習指導法」
◇ 各教科ならびに生活指導のための校内放送カリ
キュラムの作成
◇ 環境の整備・視聴覚教育の強化・実技検修
14) 勿来市立錦小学校 (校長 塩光雄)「改訂
指導要領に示された理科新教材の事例研究」
◇ 新教材の研究
◇ 効果的な指導法の研究
15) 浪江町立浪江中学校 (校長 猪狩三九十)
「英語の 聞くこと・話すことの研究」
◇ 学習指導上・特に音声面の問題点
◇ 指導計画の検討・改善
◇ 指導法の実際的研究
◇ 評価(音声面)の研究
16) 原町市立原町第一小学校 (校長 渡辺保)
「社会科学習における段階的な地図指導につい
て」
◇ 初歩的な地図の理解と作図の指導をどうするか
◇ 地図の書き方・見方・扱い方の指導をどうするか
◇ 杜会学習における地図・資料(統計・グラフ)
を有効に取扱うにはどうするか。
2 高等学校
◇研究期間 昭和36年4月〜昭和37年3月
研究学校(高等学校)
昭和38年度から実施される新教育課程の円滑な運
営をはかるために,学校種別からみた新教育課程と学
習指導について,事前に研究を行なうために4校を,
また,学校運営上もっとも問題の多い定時制夜間高校
の運営について,21校をそれぞれ研究学校に指定
したが,福島女子高校を除く他の4校は何れも中間発
表会を催し関係学校に指針を与えた。
殊に会津工業高校の研究発表会には,東日本の各代
表校の校長並びに教員が多数参加し,広い角度からこ
の研究の成果を深めたことは大きな収穫であり,伊関校長
を中心として全職員が協力し編集した「新教育課
程の編成と学習指導」と題する資料は関係者の参考資
料として推称したい。
研究指定校
方部 研究課題 学校種別 研究校 石城 新教育課程の編成と学習指導 男子普通高校 磐城高校 県北 仝 女子普通高校 福島女子高校 相双 仝 総合高校 原町高校 会津 仝 工業高校 会津工業高校 県南 夜間高校の運営について 夜間高校 白河第二高校 第13節 県立学校訪問
各学校の学習指導,生活指導および管理運営に関す
る助言と指導を行ない,県立学校経営の充実をはかり
併わせて地区教員の参加により共同研修を行ない,そ
の資質の向上をはかるため下記の要項により県立学校
訪問を実施した。
1 訪問校と訪問者
期日 曜 学 校 指導主事 管理主事 生徒指導主事 6 13 火 相農飯舘分校 渡辺,古関,壁谷沢, 遠藤,佐久間 平山 西 相馬農業 〃 〃 〃 6 14 水 小高農工 〃 〃 〃 浪江高校 〃 〃 〃 6 15 木 小高農工 〃 〃 〃 津葛分校 船引高校 〃 〃 菅野 6 13 火 会津高校 米沢,石川 六角構内 好川 6 14 水 会津女子 〃 〃 〃 耶麻山都校舎 〃 〃 〃 6 15 木 耶麻野沢校舎 〃 〃 〃 同奥川分校 〃 〃 〃 6 12 月 会津農林 大原,塩田芳賀 遠藤 6 13 火 会農西山 〃 〃 宮下分校 6 14 水 川口高校 〃 〃 同昭和分校 6 15 木 南会高 〃 〃 只見校舎 同つつじ丘 〃 〃 分校 同南郷校舎 〃 〃 9 13 水 四倉高校 米沢,古関, 白岩,栗村 佐々木 鈴木