教育年報1961年(S36)-106/193page
(4) 文部大臣奨励賞
日本画 室井東志生(若松)
県美術賞・特別賞
日本画 ○室井東志生 (若松) ○富岡恵美子 (磐城) 洋 画 ○紺頼英子 (浅川) ○手塚達雄 (福島) 船山一衛 (平) 彫 刻 ○伊藤孝 (千葉) ○橋本堅太郎 (東京) 工 芸 ○石井久夫 (河東) ○渡辺千代子 (郡山) 他に県奨励賞10, 佳作10あり
(5) 入場者
一般 高校生 団体 計 高校 小中生 入場者総数 入場料 1,196 240 446 2,683 4,565人 102,750円 (6) 文部省主催県展選抜展推せん作品
(4)項の ○印 8点の予定
2 第14回県文学賞
本年度文学賞応募作品は総数101編で,昨年より若
干減っているがその質において非常な向上をみせてい
る。
(1) 審査員
東野辺薫, 富沢有為男, 大谷忠一郎 平井博, 天野多津雄, 川村重和 新城杏所, 道山草太郎, 加藤楸邨 佐藤民宝, 松田吉与, (2) 応募数
区分 小説 詩 短歌 俳句 計 青少年奨励賞 36年度 33 19 30 14 96 5 35年度 53 23 33 20 129 10 34年度 37 18 34 27 116 27 (3) 受賞者
小説 栄光の人々 岩野喜三郎 (伊達) 〃 大山学園 佐山寿彦 (会津若松) 詩 夜の森 若松丈太郎 (勿来) 和歌 会津 川上平太郎 (会津若松) 〃 就眠儀式 草野比佐男 (石城) 青少年文学奨励賞 菅原一晃 (平高校) (4) 県文学第9集は3月に発行,県内外に発送した。
3 第15同県合唱コンクール
県合唱連盟,磐城市教育委員会,朝日新聞社と共催
で実施した。
(1) 期日 36.10.7〜8
高校の部,一般,職場,大学の部
(2) 会場 磐城市市民会館
(3) 出場団体
高校 男声 5
女声 17
混声 13
一般 9
職場 2
大学 1
(4) 審査員 清水脩
磯部俶
山根一夫
(5) 入賞
部門 最優秀 優秀 高校 会津農林 福島女子,桜聖母学院,磐城女子,安積女子,福島高 一般 F.M.C 郡山ローリング混声,湯本混声,平FG混声, 職場 なし 国鉄郡山工場,公立岩瀬病院, 大学 なし なし (6) 審査評
従前の優秀団体はそれ程向上していないが,下位団
体といわれていた団体の水準は向上している。その結
果上下の差があまりなくなったことは喜ばしいことで
,指導者の努力によるものであろう。夜間高校や職場
の人々の出場にたいしてはとくに敬意を賞したい。だ
が出場数が少ないのはさびしい。発声法についてはよ
くなってきているが,「え」の発音が「あ」に近くなっ
ていることは今後解消してほしい課題である。全体的
にみては水準の高い高校合唱団を基礎にもつ合唱県福島
は,もっと発展してよいと思う。高校卒業生が一般
人の中心になって振興をはかるように努力すべきであ
る。
なお安積二高,公立岩瀬病院には努力賞を贈った。
4 第15回県劇コンクール
(1) 期日 36.11.25〜26
高校の部,一般,職場,青年の部,
(2) 会場 須賀川市立第二小学校,講堂
(3) 参加団体 (高校地区代表) 7
一般 3
職場 3
青年 2
(4) 審査員 平井 博 (福大教授)
大木 靖 (俳優座)