教育年報1962年(S37)-063/169page
・公開〜ロングH・R
・研究発表
実験学校研究発表(湯本高校)
・研協究議
6) 県北地区小,中学校生活指導研究協議会
・期 日 昭和38年2月20日(水)
・会 場 伊達郡桑折町立睦合小学校
・公 開 教科,道徳,学級会活動
・研究発表
校内における生活指導をどのように実施したか
(会場校)
交通安全教育について(信夫郡飯坂町立平野小映画運動
とパーソナリテーの形成(安達郡本宮町立本宮小)
・分科会
第1〜生活指導の計画をどのように立てればよいか。
第2〜教科指導における生活指導をどのようにす
ればよいか。
第3〜教科以外の場における生活指導をどのよう
にすればよいか。
第4〜中学校における生活指導をどのようにすれ
ばよいか。
7) 県北地区高等学学校生活指導研究協議会
・期 日 昭和38年2月20日(水)
・会 場 福島女子高校
・公 開 ロングH・R
・研究発表
H・R運営上の問題点について(福女)
生従指導のためのクレペリン検査について(福高)
処罰基準適用上の問題(学法福工)
・研究協議
(3) 手びき書の作成配布
交通事故の多発をはじめ,各種の事故が頻発する現状
にかんがみ,安全指導のより強力な推進の必要を認め,
安全指導に関する手びき書を作成して各方面に配布した。
これは,学校および家庭における安全指導のあり方に
ついて具体的に述べたものである。
・発行年月日 昭和38年3月1日
・体 裁 B5版118ページ
第6節 科学技術教育
科学技術教育の振興のためには,
1.科学技術教育担当者の資質の向上
2.施設設備,実験実習の充実を
図ることが必要である。
そのために昭和37年度においては,理科教育振興法,
産業教育振興法,産業教育振興法に基づく施設設備の確
実や理科実験講座,内地留学生の派遣,現場実習の実施
工業高校の増設,農業体質改善の促進,実験実習費の充
保,研究奨励金の交付など数多くの施策を実施して,そ
の振興につとめた。
1 科学技術教育担当者の資質の向上
科学技術教育の振興は,指導者の資質のいかんに左右
されるので,下記事項を実施し,その向上を図った。
1) 理科実験講座(小,中部会)
ア 目 的
教員の実験,観察,実習等の指導力の向上を図る
ため,国が5カ年計画で各県に実施を委任して行
なうものである。
イ 主 催
文部省,県教委,会場地市町村教委
ウ 実施期日,会場,受講人員
昭和37年7月〜8月の連続した7日間
小学校 4部会(安達,田村,北会津,相馬)
180人
中学校 4部会(信夫,西白,北会津,相馬)
160人
2) 理科実験講座(高校部会)
ア 目 的
県内公私立高校教員の中,地学を担当している者
に現地実習を行なわせて,実技の向上と,地学標本
の採集を行なわせる。
イ 主 催 文部省,福島大学,県教委
ウ 日 時 8月3日〜9日の7日間
エ 会 場 福大学芸学部および野外
オ 受講者 40人
3) 教職員研究奨励金制度
ア 目 的
この奨励金は大学の研究機関に所属しない者の行
なう学術的価値ある科学研究を助成し,あわせて小
中,高校の行なう科学研究を奨励する。