教育年報1962年(S37)-116/169page
(3)〔高等学校〕
昭和36年度
種目\学年\
性別\課程別全日制 定時制 男子 女子 男子 女子 1 2 3 1 2 3 1 2 3 4 1 2 3 4 (秒)
100m14.7 14.6 14.3 18.0 18.1 18.2 15.1 14.7 14.6 14.5 18.4 18.4 18.2 18.5 (m)
走り幅とび4.19 4.31 4.71 2.99 3.04 2.94 3.94 4.25 4.48 4.66 2.85 3.11 3.25 3.10 砲丸投
(男子)(m)
ソフトボール投
(女子)(m)8.12 8.49 8.76 25.15 25.10 24.98 8.73 8.93 9.31 9.27 27.80 28.00 29.80 27.87 懸垂
男―回数(回)
女― 秒 (秒)8.3 8.9 9.2 30.37 35.2 29.9 9.6 10.1 10.5 11.4 28.4 24.7 27.2 53.8 持久走
男子―1,500m
女子―800〃6.20.8 6.09.0 6.12.8 3.58.3 3.58.7 3.58.9 6.03.7 6.04.7 6.03.5 6.03.2 3.52.8 4.01.7 3.39.0 3.41.7
3 学校体育指導者養成実技講習会
学校体育の指導の任にあたるものの養成として,この
講習会は本年度で頭初の5カ年計画を一応完了した。こ
れまでの受講者総数は1,340名に達した。
(1) 期 日 4月26,27,28日
(2) 場 所 福島大学学芸学部,二中
(3) 参加者 390名
(小学校220名,中学校150名,高校20名)
(4) 講 師
日本大学助教授 浜田靖一先生
東京女子体育大学教官 檜森丈策先生
東京教育大学教官 古藤高良先生
東京農業大学助教授 永嶋正俊先生
東京学芸大学助教授 中島花先生
東京学芸大学助教授 畠中富久子先生
順天堂大学教官 大西暁志先生
福島大学教授 菊池哲男先生
〃 遠藤辰雄先生
信夫郡吾妻村立大庭中学校教諭
山田公子先生
(5) 内 容
徒手体操,器械運動,陸上運動,ボール運動,リズム
運動
(6) 結 果
方法として小学校の部および中・高校の部に分けて実
施したので効果的であった。
もっとも大きい成果は,各領域の教材の技術の修得と
正しい指導法がよく理解された。
4 学校体育伝達講習会
上記の講習会に参加したものが,各出張所においてそ
れぞれ伝達講習会の指導の任にあたり,下記のような実
施の状況であった。
(1) 期 日 5月上旬〜7月中旬
(2) 場 所 各出張所単位に開催
(3) 参加者 2,142名(小学校1,710名,中学校432名)
(4) 結 果
内容は各出張所の実情によって設定し,いづれの学校
からももれなく参加できいちじるしい成果をあげる
ことができた。
5 水泳実技および水難防止講習会
水難事故がますます増加している現況により,今年度
から,指導者の養成をはかることとなり,各出張所ごと
にこの講習会を開催し,泳ぐ力,水泳管理および水難防
止などについての研修をなした。
(1) 期 日 6月中旬〜7月上旬
(2) 場 所 各出張所単位
(3) 参加者 680名(小学校544名,中学校136)
(4) 結 果
学校水泳プールの全くない方部(石川,安達,
東白川)は実施に困難をきたしたが川などを利用して,実
際に即した方法で効果的に運営され,それと同時に水
泳プールの設置の必要が叫ばれてきた。とくにこの講
習会では,各地方とも警察駐在所員のご協力が多大で
あったことである。救助法のうち人工呼吸法はよく指
導がなされ,また水難防止対策についての協議がなされた。