教育年報1962年(S37)-121/169page
会津 3月12日 喜多方市役所
(2) 内 容 「スポーツ教室運営の実際」を中心にした
研究発表(11市町村)と社会体育全般にわ
たる諸問題についての研究協議会であった。
(3) 参加者 体育指導委員,市町村教育委員会職員
200名
本年度はじめてのスポーツ教室開設であったので,そ
の反省会の意味でも非常に意義があり,また,身近かな
体育行事の実施方法について,会員の尊い発表があり会
員相互今後の参考になることが多かった。
13 県営体育館
現在延坪868.7坪の体育館を有するが,老朽がはなは
だしく,そのうえ近代室内スポーツの実施に支障がある
ので,37,38年の2カ年計画をもって建築することになった。
建築規模は,鉄筋コンクリート造2階建とし,延坪数
1,800坪,工費207,000,000円であり,建築敷地は福島市道西
の県有地(2,742.56坪)と決定し,建築にあたって
は,設計および工事の実施に関し,万全を期すため「県
営体育館建築委員会」を設置し,規模,内容について答
申を得た。建築設計については5社による競技設計と
し,3月3,4日の両日審査会を開催し,久米建築事務
所が入選し,現在実施設計中である。
なお,建築委員会委員および現在までの経過概要は下
記のとおりである。
1) 県営体育館建築委員会委員
横井政吉 県議会議員 半沢栄一郎 〃 小林七之助 〃 瀬戸孝一 〃 浜島崇 〃 佐久間利秋 〃 中尾秀雄 県体協副会長 細川健 県体操協会理事長 熊坂寛 県バレーボール協会理事長 斎藤芳正 県バスケットボール協会理事 後藤寿二 県卓球連盟会長 小島忠左衛門 県バトミントン協会長 鈴木源六 福大教授 佐藤実 福島市長 三枝利光 市議会議長 三本杉国雄 市教育長 目黒敞一郎 福島市民交響楽団会長 湊徹郎 県副知事 佐久間敏 県出納長 皆川迫夫 県総務部長 野田二郎 県土木部長 大槻文夫 県教育長
幹事
鮫島文男 県教育次長 中野敏夫 県財政課長 結城芳弘 県管財課長 久保田正光 県建築課長 菅野栄吾 県財務課長 鈴木勝枝 県保健体育課長 (順不同敬称略)
2) 県営体育館建築競技設計審査員
木村幸一郎 工博 早大教授 武基雄 早大教授 吉武泰水 工博 東大教授 藤本盛久 工博 東工大教授 横井政吉 県議会議員 湊徹郎 県副知事 大槻文夫 県教育長 (順不同敬称略)
3) 競技設計指名会社
株式会社山下寿郎設計事務所
株式会社久米建築事務所
株式会社内藤建築事務所
日建設計工務株式会社
有限会社芦原義信建築設計研究所
4) 現在までの経過概要
(イ)県営体育館建築委員会委員幹事の委嘱
昭和37年9月20日
(ロ)建築委員会
第1回委員会を昭和37年9月27日県庁3階会議室に
おいて開催し,過去7回の建築委員会を開催し,規模
内容について審議された。
(ハ)県営体育館建築に対する答申
昭和37年12月1日付をもって県営体育館建築委員会
委員長より答申された。
(ニ)建築設計
5社による競技設計とし,昭和37年12月20日に提出
期日を昭和38年2月28日とし,参加依頼をする。
(ホ)建築敷地試錘工事
昭和37年12月18日指名業者4名により,敷地試錘工事入札
の結果,仙台市株式会社東北復建事務所が落札
し,昭和38年1月12日調査報告書が提出された。
(ヘ)建築競技設計審査要綱の制定
昭和38年1月23日,日本建築学会会議室において審
査員出席のうえ制定した。
(ト)建築競技設計審査会
昭和38年3月3,4日の2日間県庁3階会議室にお