教育年報1962年(S37)-122/169page

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 いて審査の結果,株式会社久米建築事務所の作品が入

 選した。

14 県営信夫丘競技場

 昭和37年3月14日第1種競技場として公認され,次の

とおり施設設備の充実を図った。

(1) 付属便所(4棟)および足洗場補修

   工費 320,000円

(2) 走路土盛工事

   竣工 昭和37月9月23日

   工費 240,000円

(3) 陸上競技用具一式購入 1,500,000円

15 県営信夫丘野球場

(1) フェンス金網補修

   金網取換い延 176m

   竣工 昭和37年6月15日

   工費 330,000円

(2) スコアボールド改築

   構造 鉄骨造り3階建,延面積105.2m2

   工期 自昭和37年9月6日,至昭和37年12月14日

   工費 2,500,000円

(3) 野球場内各所補修

   竣工 昭和38年3月31日(予定)

   工費 540,000円

16 県営相撲場

 土俵上家補修工事

   竣工 昭和37年7月7日

   工費 50,000円

17 県営土湯スケート場

 スケートハウス新築

   構造 ブロック造平家建 23.56坪

   (事務室兼ホール1室,ロッカー室2室,売店1

    室,便所(男女別各1)

   工期 自昭和37年11月10日,至昭和37年12月31日

   工費 1,818,000円

18 猪苗代スキー場

 救護所新築

   構造 木造一部ブロック積平家建28.5坪

   (医師診断室6坪,休養室6坪,パトロール控室

    3坪,便所13.5坪)

   工期 自昭和37年9月25日,至昭和37年12月13日

   工費 1,500,000円

19 萩野漕艇場

   薪艇(フィックス)3艇購入

   購入費 1,200,000円

  第5節 学校給食

 国においては,学校給食の重要性にかんがみ,昭和37

年度以降小学校5カ年,中学校10カ年計画で完全給食

を,また,ミルク給食については小学校3カ年,中学校

5カ年計画で,完全実施を図るべく推進中である。本県

においてもこの国の普及計画に則り,昭和37年度の第1

年度普及推進に努力してきた結果,その実績はかなりみ

るべきものがある。特に来年は国において,全小,中学

校の義務教育諸学校に対し,ミルク給食実施の普及計画

が予算的にも実現をみるに至り,本県でもさらに一段と

学校給食の発展的飛躍が期待される現状である。ここに

昭和37年度における主な業績をかかげ,今後の事業計画

の充実に資したい。

1 第6回福島県学校給食振興大会の開催

 本大会も回をかさねること6回,内容的に充実した研

究が行なわれ,特に今回は会期を2日間として一段とそ

の研究の深さを加えてきた。その内容は次のとおりである。

(1) 主催 福島県教育委員会

      財団法人福島県学校給食会

      白河市教育委員会

(2) 期日 昭和37年5月26日,27日の2日間

(3) 会場 白河市立白河第3小学校

(4) 講演

 1) 演題「学校給食の基本的在り方について」

   講師 文部省体育局学校給食課長 臼井亨一

 2) 演題「完全給食の必要性について」

   講師 東京家政大学講師     金野新次

(5) 研究発表

 1)「このようにして学校給食事務の能率化をはかった」

    喜多方市立喜多方第2小学校

    教諭 青津忠夫

 2)「本校の学校給食計画について」

    白河市立白河第3小学校

    教諭 田村輝夫

 3)「学校給食の実施により地域のうける経済的影響」

    勿来市立錦中学校長  門馬政雄

(6) 分科会

 1) 第1分科会「学校給食の事務を能率的に処理する

  にはどうしたらよいか」

  助言者 勿来市教育委員会事務局総務課長

                後藤太次郎

  司会者 西白河郡西郷村立小田倉小学校長

                小林定男


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